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10月の向日葵 (39)

次の日、地方支部から帰った時、もうつくしは茶道会館を退職していたから当然西門にはいなかった。だからだろうか、本邸がシーンと静まりかえっているような気がした。しかもお袋がいつもは形式的に出迎えるくせに今日は来ない。それはそれで気が楽だ・・・弟子達だけに出迎えられてそのまま自室に戻った。昨日は支部後援会の接待に付き合わされてつくしに連絡を取ることが出来なかったから、部屋に戻ってすぐに電話をかけた。いつも...

Sister Complex (99)

<side総二郎>「高城美智子が自分で認めたらしい。つくしちゃんの母親だってな。・・・だけど、父親については何も言わねぇらしいや」類からつくしちゃんの生存と同時に母親確認の報告を受けた。DNA鑑定もだけど、つくしちゃんの身体の痣を見つけた美智子がそれを認めたと。大学でその話しをあきらとしていた・・・気になるのは父親だけだが、絶対に大叔父さんだと思っていた俺はつくしちゃんが血縁関係ではなかったことが嬉しいような...

イベント途中経過♥

皆さん、今晩は。plumeriaでございます。リレーが始まって4日経ちました。もう、読んでいただいてますか?本編ロマンスが明日から後半です。少し様子が変わりました・・・さぁ、最後まで楽しんで下さいね!plumeria、なんと後半組ですから!ひえ~!!****私はこんな大きなリレーはもちろん初めてですので、お誘いを受けてからは毎日がドキドキでした。1話しか書かないと思っていたんですもの。それなのに、本編とその後に最終話...

10月の向日葵 (38)

考ちゃんのマンションについてきたのはやっぱり間違いだった。どうしても話がしたくて、この話を白紙に戻したくて・・・例え総二郎の婚約話が消えなくても私だけは誰の所にも行かなくていいようにしたかった。それなのに考ちゃんを怒らせて、撤回どころか私はベッドの上に乱暴に投げ捨てられた!「いやぁあっ!やめて!考ちゃんっ・・・そんなことをしても私は考ちゃんのものになんてならないんだよ!やめてぇっ!」「そんなことわかんな...

Sister Complex (98)

あきらからの連絡でつくしの母親が高城美智子であるという確証は持てたが、おそらく父親だろうと思っていた西門清四郎は可能性がないとわかった。それに驚いて暫く電話口であきらも俺も無言になった。それじゃあ、誰が父親だ?それは高城美智子、本人に聞くしかないって事か・・・。「あきら、ありがとう・・・無理をさせたんだろうね。つくしが眼を覚ましたら伝えるよ」『あぁ・・・どうなんだ?怪我の方はもう大丈夫か?意識はまだなんだ...

10月の向日葵 (37)

あっという間に私が茶道会館を退職する日が来て、午後からは簡単に荷物を片付けていた。そうは言ってもほとんど私のものなんてないから、次に業務を引き継ぐ人に全部残していくだけ。あと1時間になったところで今までお世話になった各教室の講師や業者さんにお礼の電話を入れた。退職の理由を聞かれることが一番困る・・・適当に誤魔化しながら挨拶を済ませていった。「短い間ですけどお世話になりました。事務長のお気遣い嬉しかっ...

Sister Complex (97)

加代の病室に行ってみるとそこも個室になっていて、特別室とまではいかないがわりと広い部屋に入っていた。ノックをしたけど返事がなかったから、静かにドアを開けて中に入った。窓際にある大きなベッド・・・ゆっくり近づいたら加代の姿が見えた。随分と傷だらけの顔をしてる・・・相当疲れたんだろう、点滴を受けながら加代は目を閉じていた。暫くすると俺の気配に気が付いたのか、薄く開いた目を俺の方に向けてきた。そして意識がはっ...

10月の向日葵 (36)

つくしが西門を出ていくのを見かけたとき、何故かすごく落ち込んでいるように見えた。また何かあいつを苦しめる出来事でもあったのか・・・確かに今は追い詰められた状態だから明るくなんてのは無理だろうが何度も気持ちを確かめ合っている。それでもまたあんなに顔を暗くする出来事があったのか?妙な胸騒ぎがした。俺は慌てて着物を脱いで普段着に着替えて、それをたたみもせずにつくしのアパートに向かおうと部屋を飛び出した。正...

Plumeria

花より男子の二次小説になります。
総二郎と類をメインに書いております。
皆様の心に残る作品になればと
願いながら・・・