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Pas de Quatre

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元カレには逆らえない・31
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元カレには逆らえない・31

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ニヤけた類にムカついてワインをグイッと飲んだ後、急にあきらが真剣な表情になった。今まで巫山戯ていたくせにどうしたのかと手を止めたら、西門の事を聞かれた。「さっき考三郎の事を言ってたけど、お前、次期家元を降りたってのは本当なのか?」「・・・あぁ、それも知ってるのか?」「ふぅ~ん、本当だったんだ・・・」笑っていた類までが真面目な顔になって、テーブルにグラスを戻した。そして2人で顔を見合わせてる・・・思わせ振り...
Substitute・117
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Substitute・117

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美作邸のゲストルームに入れられた誠二郎は、見た事もない調度品に囲まれた空間を苦々しく見ていた。あまりにも自分には似合わない上に居心地が頗る悪い。夢子の趣味で飾られているから仕方ないのだが、これでも美作邸では1番落ち着いた部屋なのだ。レースのフリル付きカーテンに真っ白なベッド。クリーム色のソファーに壁には華やかな油絵がある。アンティークな時計、猫足のキャビネット、やはり花を模ったランプ。「悪いな、こ...
元カレには逆らえない・30
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元カレには逆らえない・30

4
態とらしくつくしにベタベタする2人を鬱陶しく見ながら飯を食って、それが終わったら酒の時間。リビングに移動してあきらと類が向こうでの仕事の話をしてる間、つくしはキッチンで後片付けとつまみの準備をしていた。そんな話ならここでしなくても良いだろうに・・・って俺が睨んでも気にもしない。・・・邪魔することが目的で帰って来たとか言わねぇよな?そもそも帰国の連絡の時もメッセージでひと言だった。『あきらと帰国するから牧...
Substitute・116
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Substitute・116

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類達が誠二郎と会っている頃、つくしはフェリーの中に居た。こんな状況なのに仙道が予約したのはオーシャンビューのプレミアムルーム。とは言え所詮船の中だから置かれているベッドは凄く近い。そんな所で寝られるはずもなく、つくしはアパート同様窓際の椅子に座って膝を抱えていた。仙道はそんなつくしを見ても何も言わない。ここでも無理に求めるようなことは無く、やはり愛情など彼にも無いのだとつくしは感じていた。「どうせ...
元カレには逆らえない・29
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元カレには逆らえない・29

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「それでは本日はここまで。また来週、続きを稽古しましょう」「「「「「はいっ♥」」」」」「出来ましたらご自宅でも復習して下さいね」「「「「「はいっ、総二郎様っ♥」」」」」「・・・それではこれで」「「「「「ありがとうございました~♥」」」」」どっからそんな声が出るんだ?ってぐらい甲高い声だけど、目を開ければ平均年齢55歳のおばちゃん達。彼女たちが乙女のように頬を染めてくれるのは有り難いが、俺としてはそれより...
Substitute・115
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Substitute・115

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仙道がつくしを連れて北海道に向かうことが判った途端に鳴った電話、総二郎が舌打ちをしながらそれに出た。勿論有り難い電話なのだがタイミングが悪い・・・類もつくしを助けに行く気分に切り替わっていただけに眉を顰めた。「もしもし?」『あぁ、西門様ですか?Catherineの者ですが』「あぁ、どうした?あいつが現れた?でもまだ開店じゃねぇよな?」『えぇ、そうなんですが、さっきビル前の掃除をしていたらあの男に会ったんですよ...
『花沢城物語~ソウイチロウとソウジロウ~』 byGPS
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『花沢城物語~ソウイチロウとソウジロウ~』 byGPS

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とある日の花沢城……今日の会議は東の西門城との国境警備についてだった。「だからさ、どうしてそこまで空軍を飛ばす?」「空軍だから飛ばすに決まってるじゃん。総二郎の所と海では繋がってないんだから海軍は出ないでしょ」「いや、そういう意味じゃなくてさ。仲良くしようぜ?って言ってるんだけど」「仲良くしてるでしょ。でもそっちの飛行隊は油断出来ない。すぐに飛んで来て、とんでもない時に許せない行動に出るから」「1回...
元カレには逆らえない・28
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元カレには逆らえない・28

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午後になって総二郎から聞いた迎えの時間が迫ってきた。ここから羽田に行くとなると・・・と、計算したらもう出なくちゃいけない頃だ。だから慌てて料理の下拵えを止めて身仕度を整え、部屋を飛び出した。「このコンパクトカーにあの大男2人が乗るのかしら・・・まぁ、いいか!最悪私が後ろに乗れば♡」そんな事を呟きながら地下駐車場を出て、車を羽田空港に向けて走らせた。予定通り16時に羽田に到着したものの、何処で待てば判るん...
Colorful New Life(後編)~Colorful Pieces・類誕特別編~
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Colorful New Life(後編)~Colorful Pieces・類誕特別編~

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ガレージに車を停めて、玄関まで歩く間には何も変わった様子はない。もしかしたらリビングのドアを開けた瞬間にクラッカーが鳴るのかな?って思って、玄関のドアは普通に開けた。その時・・・!「パァパ!!おたんじょうび、おめでとうでしゅーーーっ!!」「うわぁーーーっ!!」・・・・・・気が付いたら顔の上に彩が乗ってて、俺はそのまま再び玄関外のエントランスでひっくり返っていた。いや、良かった・・・彩が顔の上から落ちなくて。あ...
Substitute・114
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Substitute・114

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2人が黙り込んで数分・・・聖司がスッと立ち上がった。気持ちは沈んでいるのだろうが企業人の顔付きに戻りつつある。類はそれを見て流石だと・・・父はこの世界で生きていける人間なのだと思った。「どうされるんです?」「社に戻る。すぐにこれまでの誤解を解かねばならん。それに鳴海にはお前に似た人物の仕業だと説明してくる。証人を求められた場合は美作と西門で良いのだな?」「それは大丈夫ですが、似た人物を出すのでしたら誠二...