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RoyalBlue~恋心~ (29)

大学に戻ったけど、何かヒソヒソと噂話をされているような気がする。確かに学校ではずっと総二郎や美作さんといたから、友達って出来なかったんだけど。「残念だったわね!あなた、やっぱり捨てられたんでしょ?」「だからって西門様にくっついてるってどういう事?」これは、何のこと?誰が誰に捨てられたの?私の恋人は総二郎だよね?何だかわかんないけど無視しとこう。後で総二郎に聞いてみようかな・・・いや、あの人こんな噂話...

depart en voyage~旅立ち~ (5 )

非常階段で類が突然言った言葉・・・「アメリカへ・・・私が行くの?」「そう、司の所に行きなよ。準備はしてあげるから」類は少しだけ寂しそうな笑顔でそう言った・・・そして私と並んで踊場から空を見上げた。まだ冷たい春の風に類は着ていた上着の襟をつまんでる。返事が出来なかった。返事をしてはいけない気がした・・・どんな返事をしても、類を傷つけてしまいそうで怖かった。「ね、そうしようよ。大学は休学してもいいんじゃない?2年...

RoyalBlue~恋心~ (28)

4月になってすぐあきらは研修のためイタリアに行った。もう日本に残っているのは俺と牧野の2人。あれだけ一緒にいた幼なじみも全員バラバラになってしまったが、俺には牧野が残った。牧野は休学届を取り下げて大学4年に進み、再び学生生活が始まった。同じく俺も大学院に進んで史学を学ぶことにしている。そして時間を見つけては牧野に稽古をつけ、華道を学ばせた。毎日、勉強と稽古と西門の仕事で忙しかったが、その方が性に合...

恋が始まる花吹雪 (後編)

あの人が卒業して私は1人で非常階段にいた。今年はもう探す人もいない。今年の桜は綺麗じゃないみたい。そういえば・・・あの人の名前だけはわかった。大きな会社の一人息子さん・・・花沢 類今はきっとあの綺麗な人とフランスで暮らしてるんだろうな。「よしっ!私は私で頑張らなくっちゃね!」次の恋を見つけなくっちゃ!あの人以上のってのは無理でも自分に似合う人がきっとどこかにいるよ!そう自分に気合いを入れて、一年間頑張ろ...

恋が始まる花吹雪 (中編)

二年になってすぐ、もう桜が終わりかけて・・・最後の花が舞うときに非常階段であの人と出会った。この学校に馴染めない私はよく1人で非常階段に来ていた。だれも来ないし、でも景色はいいし・・・何となく落ち着ける場所。ある日、そっとドアを開けて階段を降りて踊場まで行くとすぐ下の階段であの人がお昼寝をしていた。びっくりしすぎて声を上げそうになったが慌てて口を塞いだ。ぐっすり寝てるみたい・・・ちょっとだけ近づいた。あと50...

Plumeria

花より男子の二次小説になります。
総二郎と類をメインに書いております。
皆様の心に残る作品になればと
願いながら・・・