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雨の降る日はそばにいて (33)

美作さんと会ったことを正直に言わなかったことで、あれからずっと気が重たかった。いくら美作さんに言われたからって、もう隠し事はするなって言われた事を守らなかったから・・・。綾乃さんのことなら話したかもしれないけど、相手は美作さんだ・・・もし、後でわかったとしてもそこまで問題にはならないと思ってたけど、やっぱり隠し事には変わりない。でも、まさか話の内容を言うわけにもいかないし・・・。「やっぱり初めから食事を断...

星の砂 月の雫 (5)

島の人が朝早くに来て朝食を準備してくれていた。その人は俺が小さいときからこの家の管理をしてくれている人で、俺たちが部屋から出なくても勝手にキッチンに入って用意して、そのまま帰って行ったんだろう。また夕食を作りに来るとメモが残されたいた。「牧野、朝食が準備出来てるから起きておいで?」「嫌だ・・・まだ食べたくない・・・」よほど疲れたのか、場所が変わって甘えてるのか・・・仕方がないからベッドに牧野を残したまま、...

雨の降る日はそばにいて (32)

今日見た光景が頭から離れない・・・自宅に戻ってからもそのことばかりを考えた。なぜ、あの2人がホテルの前で逢ってたんだ?なぜ、牧野は俺に何も言わなかった?牧野が自分の意思で俺に隠し事をするとはどうしても思えなかった。それならあきらが動いているのか?でも、あいつが俺を裏切るとは思えない・・・20年来の付き合いだ。俺の事は何でも知っている。4人の中でも一番の俺の理解者はあきらだ・・・。はっきりと牧野に聞けばいい・...

星の砂 月の雫 (4)

牧野の手を取って自分の膝の上に座らせた。タオルで半分顔を隠してジッと俺の眼を見つめている。だから俺も反らさずに牧野の眼を見つめていた。その黒い瞳の中に映る自分を見ているようだった。牧野はゆっくりと眼を閉じた。俺の両手は牧野の顔を包み込むように抱えて、そのまま唇を重ねた。少しだけ触れたかと思うと、次には舌を絡ませて・・・同じように牧野の手は俺の髪を撫でていく。その手は俺の肩から背中へと動いていった。小...

遅れましたが拍手コメントのお礼❤

今晩は!plumeriaです。今まで拍手コメントをいただいていたのに、そのお返事をお返ししていなくて申し訳ありません。実は・・・この拍手コメントについて、お返しが出来ないんだと勘違いしておりまして・・・・。どうにかしてお返しできないかと常々考えておりました。ホントに申し訳ないっ!!と、思っております。無知な私を許して下さいませっ!随分遅くなりましたが本日、お礼申し上げたいと思いましてここに書きました。ぷにゅ様私...

雨の降る日はそばにいて (31)

Mホテルのレストラン、その一番奥にある特別に作られたボックス席で美作さんと2人だった。今まで普通に話していたのに、急に西門さんと距離をおくように言ってきた美作さんにその理由を聞いていた。「どうして・・・そんな事を言うの?美作さん」さりげなく言葉を選んでるけど、美作さんは別れた方がいいって言ってるんだよね?西門さんの一番の親友のはずなのに・・・。しかも、美作さんは自分の方が苦しそうな顔をしている・・・。「困っ...

星の砂 月の雫 (3)

夜になると星空はまるでシャンデリアのように暗い空に光を放った。都会では絶対に見ることが出来ない星空・・・。手を伸ばしたら届きそうなその光に、昼間とは違うその海に・・・また牧野ははしゃいでいた。夜の海は危ないから、牧野を呼んで砂浜に座らせた。そして、この季節に見える星を指さしながら教えていくんだ。「あれが牛飼座。大きく見えるのがアークトゥルス・・・その下には火星があるんだ。北斗七星はわかる?後は北斗七星のす...

雨の降る日はそばにいて (30)

西門さんからメールで言われたとおり18時にMホテルに着いた。遅れたくなくて急いでいたら、目の前にいるのは美作さん・・・?すれ違う女性達が振りかえってまで美作さんを見ているなんて、今日もすごく格好良く決めてるのね!でも・・・どうしてここにいるんだろう。もしかして美作さんも初めから誘われてたのかな・・・。「美作さん、どうしたの?もしかして、美作さんも西門さんと待ち合わせてるの?」「え?・・・あぁ、総二郎から電話があ...

Plumeria

花より男子の二次小説になります。
総二郎と類をメインに書いております。
皆様の心に残る作品になればと
願いながら・・・