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Never go out of

Pas de Quatre

Style

Substitute・45
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Substitute・45

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身体が重い・・・・・・つくしがそれを感じて目を覚ましたのは月曜日の午前7時。いつも鳴るはずのスマホのアラームも聞こえず、布団の感触が全然違う。でもそれは極上の寝心地でふんわりと温かい・・・しかも優しい香りに包まれている。それよりも自分の身体に巻き付くようにしている温かい身体・・・そこに目をやると天使のような寝顔の類が居た。サラサラの髪が顔半分を隠し、形のいい唇がほんの少しだけ開いている。そして小さな寝息が聞こ...
いろはにほへと恋せよ乙女・129
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いろはにほへと恋せよ乙女・129

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翌朝・・・目が覚め、隣を見たけど誰も居ない。京都だから当然だが、すげぇ物足りなくて起き上がる気にもならない。そのせいだろうか・・・朝から俺の・・・・・・も元気ない。その時に使用人から朝食の知らせが来たが、愛想無く返事してまだ布団の中で寝転んでいた。今日の予定はなんだったっけ・・・・・・昔は全部自分でやってたから覚えていたけど、最近はつくしが喧しく知らせに来るのが楽しくて覚えることなんてしなかった。ぼーっと考えていた...
私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・6
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私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・6

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和風ケーキを持って来たのに目の前には夢子お婆様の作ったフルーツケーキ。相変わらず真っ白なレースに囲まれたリビングで女性陣に囲まれて居心地が超悪かった。何故か隣がお婆様で斜め前が仁美さん・・・朱里は真正面に座って俺が持って来たケーキを眺めていた。出された珈琲カップはピンク色の薔薇模様で、窓際の花瓶にも相変わらず薔薇の花が生けてある。懐かしいテラスの外に目を向けながら、子供の時にここを走り回ったことを思...
Substitute・44
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Substitute・44

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本文中にR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*躰を重ねるとはこういう事なのか・・・と類は甘い息を吐き出しながら自分にしがみつくつくしを抱き締めて感じていた。初めてだから誰と比べることも出来ないけれど、相性があるとすれば最高なんだろう・・・そう思えた。つくしも今自分の中で類...
いろはにほへと恋せよ乙女・128
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いろはにほへと恋せよ乙女・128

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急いで一乗寺に戻ったのは午後6時・・・当然総二郎も先代も会食に出掛けていた。大森さんに「大変でしたなぁ」と言われ、そこでスマホの充電器を借りて昨日と同じ部屋で充電・・・画面がついたら慌ててメッセージや着信を見たけど、総二郎からのものはひとつも無かったから驚いた。「・・・・・・1回も電話してくれてない?どうしてメッセージすら無いの?総二郎・・・心配してくれなかったの?」それを見たら千香さんの事を思い出しちゃう・・・そ...
Substitute・43
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Substitute・43

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本文中にR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*「ちょ、ちょっと待って!花沢類・・・」「・・・えっ?」「あ、明る過ぎるよ・・・あ、あの・・・もう少し暗くして?」「・・・・・・あぁ、そういう事?」まさかこれからって時に逃げられるのかと思った類はつくしに言われてムクッと身体を起こした。確か...
いろはにほへと恋せよ乙女・127
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いろはにほへと恋せよ乙女・127

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京都の渋滞も凄かった・・・って言うか、地名が判らないからだけど凄く離れてる気がする。いつまで経っても着かないから運転手さんに聞けば「あと10分ぐらいですよ」と・・・。スマホは完全に死んでるからメッセージも送れないけど、もう茶事は終わる頃・・・無事に出来たんだろうかと心配だった。「あぁ、あのお店です。私はここで待ってますからごゆっくりどうぞ」「はいっ!急いで行ってきます!」ごゆっくりなんて出来ないし!今から...
私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・5
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私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・5

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絢音から西林という男の名前を聞いてから数日後、大学に高等部3年生がキャンパス見学という名目でやってきた。制服だから一目瞭然・・・緊張するような生徒は殆どいなくて、寧ろ顔見知りが多いのか和気藹々とした会話が溢れたりして。でも俺の場合、茶道家って事もあって家業を通じての知り合いはいない。茶席の亭主を務めても相手は子供じゃないし、ここの学生が大寄せの茶会に来る事があってもその目的は父様、西門総二郎なんだか...
Substitute・42
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Substitute・42

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初めて触れる類の素肌・・・それに自分と同じぐらい速い鼓動。つくしはそれを聞いているうちに少し落ち着いてきた。怖がらなくてもいい・・・・・・大丈夫、そう思えた。でもやっぱりここでいきなり脱ぐというのは抵抗がある。自分の服を握り締める手の強張りは緩まなかった。それを見て類は小さく溜息をつき、同時に「クスッ」と笑った。「判った・・・無茶だったかもね。俺、先にさっさと浴びてくるからあんたは待ってな?今日は交代で許して...
いろはにほへと恋せよ乙女・126
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いろはにほへと恋せよ乙女・126

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「兎に角着物は必要ですよね・・・困ったな・・・」いや、困るのはあなたじゃなくて総二郎だから!先代ならお着物沢山持ってそうだけどお借りするには身長が合わない・・・それに明らかに50歳ぐらい違うんだから似合うかどうかは疑問。その前に総二郎本人が拒否しそうだし。こうなったら屋敷中探すしかない。マジックじゃあるまいし、この僅かな時間に燃やされない限りこの世から消えるわけないんだから!「私、探しに行きます!」、そう...