Never go out of

Pas de Quatre

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喧嘩するほど仲がいい?(54)
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喧嘩するほど仲がいい?(54)

2
司が帰国してきて4人で会うことになった土曜日。牧野の予定が気になったけど無理に誘うわけにもいかず和真に西麻布まで送らせた。その店は暗証番号が必要な会員制のバーでたまに俺達が使う店だった。奥の方に個室があり他の客と顔を合わせずに騒げるって事で、仲間内だけの飲み会の時には便利だった。俺が店に着いたと同時に現われたのはあきら。美作の車から降りてきて、いつもと変わらず片手をあげて気障に挨拶してきた。そこで...
隣の部屋の彼 (7)
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隣の部屋の彼 (7)

3
「よし!部屋の片付けは大体終ったわね!・・・これで、明日スーツを取りに帰って5日の入学式を済ませたら楽しい大学生活が始まるーっ!いや、バイト三昧だから楽しくはないか・・・でも念願の1人暮らしだわ!」 お茶碗を片付けて、台所用品をしまったら引っ越し作業も終り!お風呂の掃除を簡単にしてお湯を張り、それが一杯になったらゆっくりと汗を流した。お部屋だけじゃなくお風呂も広い・・・だって足が伸ばせるんだよ?アパートのお風...
喧嘩するほど仲がいい?(53)
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喧嘩するほど仲がいい?(53)

6
「総二郎のことどう思ってるの?」「ぶっ!」思わず吹き出して慌ててハンカチで自分の口元を拭いた。ここで動じないのは流石に大人・・・むしろニヤニヤ笑われた。「は?西門さんの事ですか?あの・・・どう思ってるかって、私がですか?あの人を?」何となく色とか食べ物は聞いてこないと思ったけどまさか一番初めの質問が「西門さんをどう思うか」だとは思わなかったから瞬間頭が真っ白になった。「総二郎が少し変わったって聞いたから...
隣の部屋の彼 (6)
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隣の部屋の彼 (6)

2
食事が終わった後、2階の鍵を受け取って店の外から階段を上がって教室に向かった。部屋の鍵を開けて中に入るとここにもピアノが置いてあり、その隣にはヴァイオリンの保管庫がある。そこまで重厚なものではないけどその保管庫の扉に鍵を差し込んで開けると、目の前にケースに入れられたヴァイオリンが2挺(ちょう)並んでいた。「今日は・・・やっぱりお婆さまのかな。朝、夢にも出てくれたしね・・・」そう思って出したのはお婆さまが...
喧嘩するほど仲がいい?(52)
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喧嘩するほど仲がいい?(52)

4
とうとう来てしまった土曜日・・・その日は朝からぼーっとしていた。隼人さんとの約束は7時。このマンションまで迎えに来てくれることになっていた。だから支度はお昼からで大丈夫。それにこのデート?にそこまで力なんて入んない。特別なことはしない・・・ましてやエステや美容院なんて。珍しく朝ご飯が喉を通らない。ほんの少し昨日もらったお惣菜を口にしながら珈琲だけ飲んで、またベッドにダイブした。幼馴染みが揃うって言ってた...
隣の部屋の彼 (5)
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隣の部屋の彼 (5)

4
総二郎とあきらが帰ったから1人でテレビを見ていたけど、隣の子の驚いた顔が頭から離れなくて内容が頭に入んない。面白くなくなってテレビを消して、ベッドに寝転んだら今度は「太陽が最高」って言葉が聞こえてくる。あんな目の前で大きな声を聞いたことも大きな目も見たことないかも・・・。もう一度見たいな・・・ってそう思った。ホントに、それだけ。ベッドから起きあがって玄関のドアを開けた。そしてすぐ左側にあるドアを見つめた...
喧嘩するほど仲がいい?(51)
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喧嘩するほど仲がいい?(51)

2
「もうすぐ10時だよ?帰ってこないじゃん・・・」そう言いながらマンションの窓にもたれ掛かって本邸の正門を見ていた。10時になったって車は戻って来ないし、庭園灯がついてるから廊下も少しは見えるんだけど誰も通らないし。そしてこんな時間に双眼鏡持ってるなんて犯罪者みたいで最低だし。それでも私は本邸の中を覗いていた。もしかしたら正門から帰らずに駐車場から入るかもしれない。そのうち正門に1台の車が停まってそこ...
隣の部屋の彼 (4)
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隣の部屋の彼 (4)

8
今朝、俺は英徳大学の学生寮に入った。学生の間だけ自由にすればいいって父さんの言葉に従ったまで。しばらく花沢って場所から解放されたくてうちが寄付した学生寮を選んだ。母さんが余計な気を回して寮を改装し、俺の入る部屋を普通の学生が入る部屋、3部屋分を繋げて特別仕様にした。そのことでまた口論となり、更に口をきかなくなったのは1月の終わりだったっけ。『少しでも類が暮らしやすいようにと思ったのよ?あなた、家の...