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10月の向日葵 (50)
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10月の向日葵 (50)

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類が病院からつくしをどこかへ連れて行ったのまではわかったが、その後の類の行方がわからない。俺からの電話をとるとは思えなかったから、花沢物産の方へ電話をかけると今日は特別休暇を取っているという。その理由も当然教えてはもらえなかった。花沢の屋敷でも同じだ・・・類が口止めしているのか知らないとあっさりと断わられた。とにかく類が行きそうなところ・・・必死で考えたが、普段から家に籠もりがちなあいつの行きそうなとこ...
10月の向日葵 (49)
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10月の向日葵 (49)

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私のアパートから必要なものを持ってきてくれた花沢類は、そのまま今度は花沢邸に向かうと言った。そしてそこから私をどこかに隠してくれるみたい。その行き先まではまだ聞いてなかったけど、任せるしかなかった私は類が言うまで黙っておくことにした。「牧野の新しい病院も手配したからね。そこまでは車で行くと大変だからヘリを飛ばすね。少し揺れるけど心配しなくていいよ。もちろん俺も行くから・・・それと、向こうで世話をして...
10月の向日葵 (48)
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10月の向日葵 (48)

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「それでは牧野さん・・・いいですか?ちゃんと治療を受ければ完全とまではいかなくても腕は動くようになると思いますからね。リハビリを頑張るんですよ?でも身体のことがあるから無理はいけません。しばらくは1人では生活が出来ないから、彼に助けてもらうんですよ?」「はい・・・お世話になりました。お願いしたとおり、私がここを出て行ったことはしばらく西門には言わないで下さい。お願いします」花沢類が私の車椅子を押してくれ...
10月の向日葵 (47)
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10月の向日葵 (47)

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花沢類に頼むのは卑怯だとわかっていた・・・この人が私の頼み事なら何でも聞いてくれる事を利用しているんだ。だからはっきりとそれを口にした。私はあなたを利用していると・・・それでも、やっぱり花沢類は動いてくれた。西門から逃げたいと言う理由に、花沢類は何も言わない。そこに総二郎の名前を出さない私の事をおかしく思っているはずなのに、黙って病院の退院手続きを進めてくれた。担当の看護師は慌てたように部屋に飛び込んで...
10月の向日葵 (46)
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10月の向日葵 (46)

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鎌倉にある親父の別荘に向かっていた。おそらくそこに考がいる・・・つくしがいるかどうかはわからなかったがあのおばさんの話だと自宅でどうにかなる怪我ではなさそうだ。この辺りの病院にいる可能性が高かった。そっちを先に探しても良かったが、とにかく考がいればどんな手を使っても吐かせてやる!そんな勢いで車のアクセルを踏込んだ。そして別荘に着いたら駐車場に考の赤い車を見つけた・・・ちょうど今、ここにいるって訳だ。別荘...