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もう1度抱き締めて・4
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もう1度抱き締めて・4

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バレンタインが終わってから卒業式まで、俺はあきらとも類とも会わずに西門で仕事をしていた。親父から頼まれた仕事を黙々と・・・考えることは1つだったがひと言もあいつらの名前も牧野の名前も口にせずに過ごした。そして卒業式の日。面倒臭くて行くのをやめようかと思ったが、お袋に喧しく言われ仕方なく出掛けた。万が一・・・あきらの言う通りになってたらその場で帰ればよくね?でも俺の方が帰るのも癪に障る・・・その中途半端な気...
もう1度抱き締めて・3
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もう1度抱き締めて・3

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総二郎からの電話もメールもなくなった。初詣、楽しみにしてたけど誰ともいかなかった。ここ数年戻ってもいなかったのに実家に帰ってぼんやりと過ごして、3日目からバイトに出掛けた。そして大学が始まったけど、もう総二郎達は登校してこない。進路に悩む必要のなかったあの人達は単位を気にする事もなく、故に来る必要がない・・・あとは卒業式だけだけど、今度は私がそれを欠席するつもりだった。だからのんびり・・・って言うか1人...
もう1度抱き締めて・2
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もう1度抱き締めて・2

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「は?会えないって・・・あいつの誕生日なのに?」何度電話してもメールしても待ち伏せしても話も出来ないし、逃げられて会うことも出来ない。だから癪に障ったけど類に頼んでつくしと28日の約束をしようとしたのに、帰ってきた答えは意外なものだった。『・・・何したの?牧野、もう総二郎の事は忘れるってさ。会う気もないし、祝って欲しくもないって・・・そんなに酷い喧嘩したの?俺、お前達が付き合うって言い出した時に言ったよね...
もう1度抱き締めて・1
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もう1度抱き締めて・1

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桜の花が満開の頃・・・西門さんに声をかけられた。凄く真剣な目をした彼から、思ってもなかった言葉をもらった。「・・・俺、マジなんだわ。お前の事」「は?何言ってんの?よくもそんなことが言えるよね?昨日まで私のことを散々馬鹿にして、鉄パンだとか貧乳だとか酷いこと言ってたよね?」本当は凄くドキドキしてて、私がずっと彼の事を好きだったってバレたのかと思って焦ってた。でも相手は西門総二郎・・・私なんかがこの人の隣を歩...