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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・8
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・8

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絢音が退院してから1ヶ月が過ぎた。本邸には可愛らしい泣き声が響き、それは使用人や弟子達の顔も綻ばせた。意外なことに1番喜んでいたのは親父で、余程大事な茶事の時以外はその泣き声の中で茶を点てていた。しかも客人に絢音の話をしまくって呆れられる事もあり、俺に責任重大だと言った割りには親父が西門の評判を落とすんじゃないかとヒヤヒヤした。「家元、口元が緩みっぱなしですわ!もう少しシャンとしていただかないと」...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・7
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・7

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つくしが絢音を抱いて本邸に戻ったのは1週間後・・・そこには狙ったかのように彼奴らが待っていた。しかも今回は俺にも連絡は無く、退院してゆっくりさせようと思ったのに絢音を誰が先に抱くかで言い争いまで始まった。「・・・・・・俺が1番初めに帰国したんだけど」「喧しい!俺は今日しか時間がねぇんだ!」「誰からでも良くないか?それよりも早く寝かせてやりたいから俺から・・・」「あきら、そう言う経験者ぶるの止めてくれる?気分が...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・6
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・6

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産まれたばかりの子供を抱いた後、そこにぐったりと横たわるつくしにもう1度キスをした。看護師達は「後で病室でどうぞ」なんて笑ってたし、つくしも呆れていたようだけどしたかったんだから仕方ない。赤ん坊は新生児ケアのために連れて行かれたし、つくしもこの後の処置があるからと俺は分娩室を出された。「あっ!パパだ!」「パパが出てきた!」、その言葉と同時にいきなり抱きついてきたのは双子だ。どうやら俺が立ち会ってい...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・5
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・5

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「それでは分娩待機室に入ります。お父様はもう少しだけ控え室か廊下でお待ち下さい。西門さんの場合はすこし検査をしますからね。それが終わればお呼びしますが帝王切開に切り替わった時には立ち会えません。ご理解くださいね!」看護師はそう言って俺を廊下に置いたまま処置室に入っていった。今までこの腕で抱いていたつくしが居ない・・・それだけですげぇイライラしたがこればっかりは仕方がない・・・だから取り敢えず椅子に座って...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・4
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・4

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紫音と花音は幼稚舎の2年目になり、この頃随分と背が伸びてきて顔付きがキリッとして来た。それを嬉しそうに見るつくしの腹はもう限界じゃないのかってぐらい大きくて、俺の不安はMAXだった。「破裂しそうだな・・・寝てなくていいのか?」「え?寝てちゃ難産になるって言うよ?」「だから帝王切開に切り替えろよ。俺、絶対に嫌だからな・・・お前が苦しむの」「何言ってるの!どっちにしても後は大変よ?だからその時はしっかり紫音と...