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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・LastStory
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・LastStory

8
新しい年、初釜が行われるまでは身内だけの行事。だから牧野の両親を本邸に招き、両家での宴席を設けた。牧野の両親が絢音に会うのは生まれた時と今回で2回目だったから、すっかり大きくなった姿に驚いていた。それに兄姉の顔付きになった紫音と花音にも喜んで、今年は可愛らしいポチ袋に入った「お年玉」を渡していた。西門にはない「お年玉」。多分、美作にもなかっただろうから双子には初めての事だっただろう。「欲しいものを...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・9
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・9

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「よしっ!がんばれ、あやちゃん!」「もう少し・・・もう少しだよ?あやちゃん、あぁっ!」「・・・ふぎゃあぁぁぁぁ~!!」「「うわぁぁぁ~~~ん!」」「どうしたの?何があったの?」やれやれ・・・離れだと全然執筆が捗らねぇな、とリビングを覗き込んだら絢音を囲んで双子が大泣き。それをつくしがしゃがみ込んで説明を聞いていた。どうやら絢音がお座りのポーズを見せたから双子が応援していたらしい。でももう少しで座れるって時...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・8
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・8

4
絢音が退院してから1ヶ月が過ぎた。本邸には可愛らしい泣き声が響き、それは使用人や弟子達の顔も綻ばせた。意外なことに1番喜んでいたのは親父で、余程大事な茶事の時以外はその泣き声の中で茶を点てていた。しかも客人に絢音の話をしまくって呆れられる事もあり、俺に責任重大だと言った割りには親父が西門の評判を落とすんじゃないかとヒヤヒヤした。「家元、口元が緩みっぱなしですわ!もう少しシャンとしていただかないと」...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・7
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・7

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つくしが絢音を抱いて本邸に戻ったのは1週間後・・・そこには狙ったかのように彼奴らが待っていた。しかも今回は俺にも連絡は無く、退院してゆっくりさせようと思ったのに絢音を誰が先に抱くかで言い争いまで始まった。「・・・・・・俺が1番初めに帰国したんだけど」「喧しい!俺は今日しか時間がねぇんだ!」「誰からでも良くないか?それよりも早く寝かせてやりたいから俺から・・・」「あきら、そう言う経験者ぶるの止めてくれる?気分が...
私の帰る場所・番外編~新しい家族~・6
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私の帰る場所・番外編~新しい家族~・6

4
産まれたばかりの子供を抱いた後、そこにぐったりと横たわるつくしにもう1度キスをした。看護師達は「後で病室でどうぞ」なんて笑ってたし、つくしも呆れていたようだけどしたかったんだから仕方ない。赤ん坊は新生児ケアのために連れて行かれたし、つくしもこの後の処置があるからと俺は分娩室を出された。「あっ!パパだ!」「パパが出てきた!」、その言葉と同時にいきなり抱きついてきたのは双子だ。どうやら俺が立ち会ってい...