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いろはにほへと恋せよ乙女・127
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いろはにほへと恋せよ乙女・127

4
京都の渋滞も凄かった・・・って言うか、地名が判らないからだけど凄く離れてる気がする。いつまで経っても着かないから運転手さんに聞けば「あと10分ぐらいですよ」と・・・。スマホは完全に死んでるからメッセージも送れないけど、もう茶事は終わる頃・・・無事に出来たんだろうかと心配だった。「あぁ、あのお店です。私はここで待ってますからごゆっくりどうぞ」「はいっ!急いで行ってきます!」ごゆっくりなんて出来ないし!今から...
いろはにほへと恋せよ乙女・126
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いろはにほへと恋せよ乙女・126

1
「兎に角着物は必要ですよね・・・困ったな・・・」いや、困るのはあなたじゃなくて総二郎だから!先代ならお着物沢山持ってそうだけどお借りするには身長が合わない・・・それに明らかに50歳ぐらい違うんだから似合うかどうかは疑問。その前に総二郎本人が拒否しそうだし。こうなったら屋敷中探すしかない。マジックじゃあるまいし、この僅かな時間に燃やされない限りこの世から消えるわけないんだから!「私、探しに行きます!」、そう...
いろはにほへと恋せよ乙女・125
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いろはにほへと恋せよ乙女・125

3
総二郎が茶事を行ってる間に部屋に戻って次の仕事の為の着物を揃えていた。持って来た着物が3枚・・・今日の午後にもう1度着替えたらあと1枚しかない。衣桁に掛けておけば大丈夫だろうけど、それがこの世界の人には難しいところ・・・ちゃんとしたスケジュールを前もって聞いてなかった私の責任だ。「同じ着物を着ると準備不足だと言われるのよね~。それに総二郎も同じ着物を連日着るような人じゃないし、だからって本当に買うわけに...
いろはにほへと恋せよ乙女・124
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いろはにほへと恋せよ乙女・124

3
椿の間・・・今日の茶室の水屋で準備をしていたら、つくしが客を連れて来たのが判った。本来なら奥にある庵を使ってその横の待合に案内するんだけど、今はそこを使ってないから直に部屋に案内する・・・そのように先代から言われていた。だから廊下の会話は丸聞こえ・・・つくしが案内してきたらすぐに先代もやってきて、そこで3人の爺さんが挨拶を交わしていた。その後でスッと水屋の扉が開いて、つくしが申し訳なさそうに顔を出した。「...
いろはにほへと恋せよ乙女・123
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いろはにほへと恋せよ乙女・123

6
総二郎を信じるかどうかは私次第・・・その言葉を何度か心の中で呟いていた。確かに女にはだらしないのかもしれないけど、私が見た総二郎はほんの一部分かもしれないけど・・・それでも抱き締めてくれた彼の腕を嘘だとは思えない。本心から私を愛してくれた、そう思う・・・思いたい・・・・・・。・・・思ってもいいんだろうか?・・・・・・・・・・・・。「いや!だから本当に愛してくれてるのよ!疑ってどーすんの、つくし!」そう言って帰り支度をした鞄から...