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いろはにほへと恋せよ乙女・129
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いろはにほへと恋せよ乙女・129

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翌朝・・・目が覚め、隣を見たけど誰も居ない。京都だから当然だが、すげぇ物足りなくて起き上がる気にもならない。そのせいだろうか・・・朝から俺の・・・・・・も元気ない。その時に使用人から朝食の知らせが来たが、愛想無く返事してまだ布団の中で寝転んでいた。今日の予定はなんだったっけ・・・・・・昔は全部自分でやってたから覚えていたけど、最近はつくしが喧しく知らせに来るのが楽しくて覚えることなんてしなかった。ぼーっと考えていた...
私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・6
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私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・6

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和風ケーキを持って来たのに目の前には夢子お婆様の作ったフルーツケーキ。相変わらず真っ白なレースに囲まれたリビングで女性陣に囲まれて居心地が超悪かった。何故か隣がお婆様で斜め前が仁美さん・・・朱里は真正面に座って俺が持って来たケーキを眺めていた。出された珈琲カップはピンク色の薔薇模様で、窓際の花瓶にも相変わらず薔薇の花が生けてある。懐かしいテラスの外に目を向けながら、子供の時にここを走り回ったことを思...
いろはにほへと恋せよ乙女・128
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いろはにほへと恋せよ乙女・128

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急いで一乗寺に戻ったのは午後6時・・・当然総二郎も先代も会食に出掛けていた。大森さんに「大変でしたなぁ」と言われ、そこでスマホの充電器を借りて昨日と同じ部屋で充電・・・画面がついたら慌ててメッセージや着信を見たけど、総二郎からのものはひとつも無かったから驚いた。「・・・・・・1回も電話してくれてない?どうしてメッセージすら無いの?総二郎・・・心配してくれなかったの?」それを見たら千香さんの事を思い出しちゃう・・・そ...
いろはにほへと恋せよ乙女・127
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いろはにほへと恋せよ乙女・127

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京都の渋滞も凄かった・・・って言うか、地名が判らないからだけど凄く離れてる気がする。いつまで経っても着かないから運転手さんに聞けば「あと10分ぐらいですよ」と・・・。スマホは完全に死んでるからメッセージも送れないけど、もう茶事は終わる頃・・・無事に出来たんだろうかと心配だった。「あぁ、あのお店です。私はここで待ってますからごゆっくりどうぞ」「はいっ!急いで行ってきます!」ごゆっくりなんて出来ないし!今から...
私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・5
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私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・5

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絢音から西林という男の名前を聞いてから数日後、大学に高等部3年生がキャンパス見学という名目でやってきた。制服だから一目瞭然・・・緊張するような生徒は殆どいなくて、寧ろ顔見知りが多いのか和気藹々とした会話が溢れたりして。でも俺の場合、茶道家って事もあって家業を通じての知り合いはいない。茶席の亭主を務めても相手は子供じゃないし、ここの学生が大寄せの茶会に来る事があってもその目的は父様、西門総二郎なんだか...