続・茶と華と (最終話)

福岡でつくしと迎えた2回目の夜・・・この日も思いっきりつくしと愛し合って・・・といいたいが二人とも睡魔に負けた。残念だが至って普通に愛を確かめ合った後に爆睡した。入門コースくらいの超低レベルでプライドはズタズタ・・・。でも、隣で俺の手を掴んだまま寝ているつくしを感じて・・・最高に幸せな夜だったかもしれない。「おはよう・・・総二郎さん」「ん?・・・今日はちゃんと横にいるんだ・・・おはよ、つくし」ホテルの窓から朝日が上が...

続・茶と華と (23)

しばらく俺は笑いが止まらなかった!まさかここまで来て帯を忘れられても・・・!「お前ホントにバカだな!これだけ小物揃えてんのに帯なんか忘れるか?」「急いでたのよーっ!でも、どうしよう。こっちで挨拶回りをしなさいってお義母様に言われてるのに・・・」「別にいいんじゃねぇか?今からホテルに戻って着替えて・・・回れる範囲を行けばいいさ」持ってきた着物を抱えてまた逆戻り・・・こいつといるとホントに退屈しねぇな!そしてホテ...

続・茶と華と (22)

博多のド真ん中・・・西門の九州支部の会館の会議室・・・ここで今日は支部会が行われる。少し離れていることもあってここ博多で仕事をすることは確かに少なかった。とはいえ・・・なんで俺は仏頂面の九州支部長の前で睨まれてるんだ?この俺が来ているのに・・・この扱いはなんだ?今までの地方回りでこんな事はなかったが?「今日はご結婚されたばかりの奥様が初めてのお仕事としてこの九州支部の会合にご参加いただけると聞いておりましたが...

続・茶と華と (21)

「で?・・・私は何を助けたらいいのかしら?」動揺しているコンシェルジュにつくしはいかにも先生ぶって話している。偉そうに・・・なんて思いながら俺も横で話を聞いていた。そのコンシェルジュが言うには、今日ここで結婚式があるのにフラワーコンサルタントが急病で来ることが出来ず会場と式場入り口のアレンジが出来ないらしい。コンシェルジュ自身が華道経験者だということからその代役でアレンジするように言われたがとてもそんな...

続・茶と華と (20)

次の日の朝・・・眼が覚めたらつくしの姿がなかった。ベッドはまだ少し暖かいからさっきまでここにいたはずなんだけど・・・。「つくし?・・・どこだ?」声をかけたけど返事がない・・・下に落ちていたバスローブを拾って羽織った。そしてベッドルームから出たら、窓際のソファーでバスローブのまま眠っているつくしを見つけた。「何やってんだ・・・そんなところで寝てたら風邪ひくぞ?・・・まだ、眠たいんならベッドに入れ」「・・・うん・・・あ、あれ...