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嘘つきは恋の始まり (72)
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嘘つきは恋の始まり (72)

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「もうっ!類ったらそんなに恥ずかしいこと言わないでよ!」「なんで恥ずかしいの?俺、もっと自慢したいけど・・・だってこんなに可愛いのに」お父様もお母様もそんな私達の会話を聞きながらクスクス笑って、私の事を色んな人に聞かれるから「楽しいわぁ~!」って喜んでいた。「だってね、類ったらこんなパーティーに出てもニコリとも笑ったことがないし、何処かのお嬢様が近づいてきたら露骨に背中向けて出ていくの。何処かに敵討...
嘘つきは恋の始まり (71)
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嘘つきは恋の始まり (71)

2
牧野が立てるようになったのはパーティー開始3時間前。そろそろ出なきゃ流石にヤバいって事で、牧野の身体を支えるようにして玄関まで降りたら、そこで仁王立ちしてる加代にまで睨まれた。「パーティー前に何を考えておいでですか!」って母さんよりも怖い顔で・・・。まさか母さんが屋敷中に言い触らしたとかじゃないよね?気のせいかな・・・執事も使用人も赤い顔して視線を外してる。幸いなのは牧野が疲れ過ぎてそれに気がつかないっ...
嘘つきは恋の始まり (70)
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嘘つきは恋の始まり (70)

6
1月4日 花沢物産の新年パーティーが行われる日。日本時間で3日の午後に帰国していた両親は昼前に起きてきて、あんまり開いてない目で出席者名簿を見てる。その時、牧野は梅三郎と庭で大はしゃぎ。「転ばないで下さい!」と新年早々加代に怒られていたけど気にもせず、今日も桃太郎に押し倒され菊次郎に舐められていた。「・・・殆どがいつものメンバーよね・・・はぁ、眠い・・・」「そうだな。グループ内でのパーティーだから顔ぶれは...
嘘つきは恋の始まり (69)
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嘘つきは恋の始まり (69)

2
ゴ~~ンゴ~~ン・・・何処かで除夜の鐘が鳴る。「あっ!0時になった!明けましておめでとうございます~!」「明けましておめでとうございます、専務。牧野さん、今年も宜しくね!」「・・・おめでと」2人だけの初詣だと思えばこそ、こんな人混みでも耐えて長い時間並んでるのに。なんで今、俺達の横には笹本がいて、牧野は俺達の間で笑ってるんだろう・・・しかも会話が豆柴のこと。豆柴歴3年の笹本に豆柴歴3日間の牧野が質問攻めで...
嘘つきは恋の始まり (68)
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嘘つきは恋の始まり (68)

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大晦日の夜、類とM神宮に初詣に行くことにした。振袖を着てみたかったけど加代さんにも執事さんにも止められた。「東京の初詣を甘くみてはいけません!」・・・どうやら凄い参拝者の数らしくて、迷子にならないかとそればかりを心配してる。「子供じゃないんですから大丈夫ですよ。類がいれば目印になりますから」「どういう意味さ・・・」「だって類が目立つでしょ?少しぐらい人が多くても類なら見つけられるもん」「それだと宜しいの...