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隣の部屋の彼 (89)
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隣の部屋の彼 (89)

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本文中にR表現を含んだ部分がございます。パスをかけておりませんので苦手な方はご遠慮下さいませ。閲覧は自己責任にてお願い致します。*******************************俺達の身体はゆっくりとベッドに沈んでいった。こんな悲しみが溢れたときに・・・なんて思うけど、お互いに自然と求めてたんだと思う・・・。耳元で何度も「愛してる・・・」って伝えると小さな吐息に混じって「私も・・・」、そう言ってくれた。部屋の照明は落としてオレン...
隣の部屋の彼 (88)
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隣の部屋の彼 (88)

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バスルームから牧野が出てきて、少しピンク色に染まった頬で目の前に現れた。いつもなら恥ずかしそうにしてるのに今日は目が潤んだまま・・・自分が抱えて帰ったヴァイオリンがお爺さまのケースの前に動かされてるのを見てまた涙を流した。「もう気にしないで・・・これはこれでいいんだよ。牧野の言う通り、きっとお婆さまはお爺さまと一緒にいるから」「・・・うん、そう・・・だよね」「ん、俺もシャワーしてくるから、何か飲んで待ってて」...
隣の部屋の彼 (87)
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隣の部屋の彼 (87)

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類に抱きかかえられるようにして立ち上がり、彼の車に向かった。こんなに汚れた私を抱き締めてたから彼まですごく汚れてる。この人の身体をこんなに汚した上に彼の車に乗ることが出来ず、私は歩いて帰ると言ったけど、そんな言葉を無視して助手席に強引に入れられた。窓の向こうは真っ暗だったけど微かに陽翔の影が見える。まだ呆然とその場に立ち竦んでる・・・同じ寮で同じ階なのに一緒に帰ろうなんて言葉は類の口からは当然出なか...
隣の部屋の彼 (86)
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隣の部屋の彼 (86)

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類がさりげなく問いかける質問に答える由依さんを呆然と見てるだけだった。でも、その内容がだんだんと彼女の仕業だと確信させるもので、終わりの方は我慢が出来なくなっていた。私がここに類と入っただけで、ここが私たちの大事な場所だとわかったからって・・・それでどうして何もかも無くしてしまおうとするの?この店には何にも変えられない大切な宝物があって、それをどんな想いで守ってきたと思ってるの?そんなの・・・絶対に許せ...
隣の部屋の彼 (85)
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隣の部屋の彼 (85)

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陽翔が由依さんとあの日、この店を見に来ていた?私たちがここでご飯を食べてる時にこの2人はそれを見ていたの?どうして?どうしてそれだけのことでこの店を燃やそうと思ったの?陽翔は何も言わない由依さんに代わってこれまでの事を私と類の前で話した。試験前、私と類がこの店に入るのを偶然見てしまった由依さんが私たちが付き合い始めたんだと陽翔に教えたこと。それを確かめようとした陽翔が大学を休んでまでここに来て類の...