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RoyalBlue~恋心~ (21)
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RoyalBlue~恋心~ (21)

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京都での仕事が終わり、午後になってから自宅にもどった。家元達に報告を済ませ、すぐに離れの方に向かった。見上げたら、牧野は離れの前に立って、登ってくる俺の方に向かって手を振っている。今までにない、まるで昔のような牧野の姿に少し驚いた。「ただいま、牧野」「お帰りなさい。西門さん・・・お仕事お疲れ様。」お疲れ様なんて・・・この家でも言われたことは何度かあるけどこんなにドキドキする言葉だったか?「これだろ?欲し...
花沢専務の悩み事・牧野専用エレベーター
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花沢専務の悩み事・牧野専用エレベーター

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花沢物産ほどの会社になると当然ながらエレベーターは数基設置されている。一階フロアの一番手前に一般社員用エレベーターが3基、その奥に来客用があり一番奥には役員専用エレベーターがある。花沢物産の跡取りにして専務である花沢類はこの役員専用しか使ったことはない。今日は第一秘書、藤本を同行させ取引先に出向いていた。そしてたった今戻った花沢専務は、女子社員の熱い視線を総無視して役員専用エレベーターの前に立って...
depart en voyage~旅立ち~(1)
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depart en voyage~旅立ち~(1)

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「牧野・・・お前いつもそれ持ってんだな。なんだよ?その携帯」大学のカフェで総二郎が牧野に言った。いつも牧野が握りしめているその携帯のことは俺も知ってるけど、あえて口に出さなかったのに。「これ?うん・・・あいつに持たされてんのよ」「あいつ?司にか?」「まぁね。・・・でも鳴ったことは3回くらいだけど」深いため息を付きながら牧野はその鳴らない携帯をカバンの中に落とした。無理しちゃって・・・知ってるよ?鳴らないってわ...