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雨の降る日はそばにいて (36)
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雨の降る日はそばにいて (36)

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「いやぁ、少し見ないうちに本当に立派になったものだ。それに総二郎君は噂どおりのいい男じゃないか!良かったですな、家元夫人!これで西門も安泰ですなぁ!」藤崎の爺さんは野点の茶事が終わった直後、まだ客がいる前で大声を出していた。全く・・・こんな席でそんな大声出しやがって・・・品のなさにガッカリしていた。「これで、うちの綾乃も安心ですわ!なぁ、綾乃・・・お前も見る眼があるというものだ!」「まぁ・・・お爺さまったら声...
若宗匠総二郎の試練・道明寺司、妊婦つくし誘拐事件(後編)
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若宗匠総二郎の試練・道明寺司、妊婦つくし誘拐事件(後編)

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茶道表千家西門流、宗家の若宗匠総二郎氏の愛妻つくしが道明寺司に誘拐された。当然、怒り狂った総二郎は素早く着物を脱ぎ捨てて服に着替え、愛車ハーレーで道明寺家へ向かった!つくしも司も電話に出ないとはっ・・・!倒れまくりの弟子達をそのままに爆音と共に西門を後にする!「覚悟しやがれっ!司のヤツ・・・よくもつくしを拉致しやがったな!絶対に許さねぇからなっ!」ハーレーの爆音にも負けない叫び声を上げながらあっという間...
星の砂 月の雫 (8)
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星の砂 月の雫 (8)

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しばらくその場に座って考えていた・・・どうすれば一番冷静に事を運べるかを。そして協力者として、唯一日本に残っている友人を頼った。「総二郎、ごめん!大至急頼みたいことがあるんだ。牧野のアパートまで来てくれない?今すぐに・・・!」『何かあったのか?・・・まぁ、いいや!すぐ行ってやるよ!』総二郎はすぐにアパートまで来た。俺があんなふうに電話をしてしまったから随分と早く来てくれた。そして何もないこの部屋を見て唖...