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雨の降る日はそばにいて (42)
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雨の降る日はそばにいて (42)

6
綾乃は自分の脚を鋏で刺した・・・その傷は深く右足の神経を傷つけていた。もしかしたら歩行困難になるかもしれない・・・それが病院の診断結果だった。「総二郎さん・・・!一体これはどういう事なの?!なぜ、綾乃ちゃんがこんな事になるのっ!」そう泣きながら俺に問いかける家元夫人。外出先から直接病院に駆けつけ、真っ青な顔でその場に立ち竦んだ。手術が終わって麻酔がまだ効いている綾乃のベッドの横に座り込んでその顔を撫でて...
星の砂 月の雫 (14)
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星の砂 月の雫 (14)

2
「そろそろ式の準備に入ったらどうだ?このところ亜由美さんの様子も沈みがちだし、お前がいつまでも待たせているからじゃないのか?」とうとう父親が式の催促を始めた。フランスでの業績も順調に伸びている。焦る必要もなかったが東條の方から催促があったらしい。いつまでも婚約の状態でフランスに置いておきたくなかったんだろう。亜由美もまだ見つからない男の事を想って沈んでいたから、それを知らない両親は彼女を気遣った。...