続・茶と華と (21)

「で?・・・私は何を助けたらいいのかしら?」動揺しているコンシェルジュにつくしはいかにも先生ぶって話している。偉そうに・・・なんて思いながら俺も横で話を聞いていた。そのコンシェルジュが言うには、今日ここで結婚式があるのにフラワーコンサルタントが急病で来ることが出来ず会場と式場入り口のアレンジが出来ないらしい。コンシェルジュ自身が華道経験者だということからその代役でアレンジするように言われたがとてもそんな...

嵐の前の静けさ・美作あきら 編

皆様、こんにちは。plumeriaの「故事ことわざのお勉強」の時間です。今日のお勉強の内容は「嵐の前の静けさ」です。下記のお話しを読んでこの意味を考えてみましょう。********もともと潔癖性の俺は海水浴なんてものにはさらさら興味がない。出来れば行きたくはない。牧野がどうしても行きたいと言うから・・・何度説得しても行きたいと言うから仕方なくOKしただけだ。条件は俺の選んだ水着を着ることと他の男と接触しないこと、一人...

Sister Complex (30)

「もう帰ろう・・・つくし」司がいなくなってこの辺りにいた生徒も随分少なくなった。少しキレてしまった唇から血が出ていて・・・俺のそんな姿を見たことがないつくしは泣きながらハンカチを出す。このくらいなんでもないって・・・つくしをあのまま司に送らせるぐらいなら・・・。つくしが涙眼で拭いてくれるのを嬉しいようなくすぐったいような気分で見つめていた。守るものがあれば・・・つい、そんな言葉を口に出してしまった。総二郎が言っ...