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正しい恋の進め方 Lesson34
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正しい恋の進め方 Lesson34

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しばらくこうやって抱き締めていたら慣れてきたのか牧野は俺にその身体を預けていた。そして自分の胸の前でクロスされている俺の腕を両手で持っていた。真夏の海は何処までも青くて、照りつける太陽はジリジリと俺たちに降り注いでいてる。吹いてくる風は暑苦しかったけどその腕を外すこともなく時間が過ぎた。遠くで聞こえるのは海鳥の鳴き声で、それ以外は下の方から波が打ち付ける音がするだけ・・・「夏・・・だねぇ。西門さん、今日...
迷い猫と暮らした夏 (5)
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迷い猫と暮らした夏 (5)

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俺を拾った次の日、牧野は会社を休んで一日中俺と一緒にいてくれて食事を作ってくれた。フランスで静といた時には感じられなかった生活感・・・掃除も洗濯も料理も彼女は特にしてはいなかった。いや・・・ここまではしていなかった。美味しいものは出てきたかもしれないけど静の手料理ではない。いつも服は綺麗になってクローゼットに並んでいたけど、それはいつの間にかクリーニングから戻ってきてるだけ。家に置いてあったランドリーが...