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独りぼっちのクリスマス・2
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独りぼっちのクリスマス・2

4
街のド真ん中の交差点広場で新発売のビールを配っている牧野を見つけた。目立つんだよ、あの黒髪・・・。それを一緒にいた類とあきらも同時に見つけて、何の躊躇いもなく牧野の後ろから声をかけて、びっくりした牧野があいつらを引っ張って端っこの方に行ってしまった。まぁ、俺はそんな事も出来ないから、ちょうど目の前にいたケバい女から欲しくもないビールを受け取っていた。もちろん、視界の端では類とあきらの行動をチェックし...
10月の向日葵 (92)
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10月の向日葵 (92)

4
俺とつくしは祥兄の所にいた。つくしがあのニュースで体調を壊し、食事が取れなくなってしまったからだ。多分精神的なものだろうが、7ヶ月という時期なのに腹が痛いと言いだしてさすってばかりいるから大事をとって数日間入院して安静にすることになった。祥兄の診断では特に早産の危険はない。が、とにかく精神的に不安定だと言われた。ちょうど俺も受験シーズンを終えてバイトはかなり減っていたからつくしの傍についていること...
Joyeuse fête de Noël!・5
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Joyeuse fête de Noël!・5

6
夕方になってやっとパーティーはお開きになった。日本人が多かったから特に言葉でも困らずに何とか無事に終わって会場内で後片付けをしていた。さっきまでここを埋め尽くしていた華やかなお嬢様ももう誰もいない。あの静さんという人もにこやかに手を振ってここを出ていった。ケーキもほとんどがなくなってホッとした。でも、何処か心が寂しくて動かす手が遅くなる・・・彼の本当の姿を知ってしまったから?お金に苦労してない人だと...
カフェラテに浮かべたメッセージ・最終話
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カフェラテに浮かべたメッセージ・最終話

18
すごく幸せな気持ちでこの家で三度目の朝を迎えた。前は朝起きたときから悲しくて、泣きながらシャワーをしたのを思いだした。あれから数ヶ月・・・こんなにも違う気分で目覚めるとは思わなかった。眼を真横に向けると子供みたいに長い睫毛の彼がすぅーっと寝息をたててる。そっと私の身体にくっついている腕を外しても眼を開けなかったから、そっとベッドを抜け出した。だって、朝ご飯、作らないといけないんだもの。私はこの花沢邸...