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10月の向日葵 (116)
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10月の向日葵 (116)

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その茶会は7月の中旬に行われることとなった。普段なら夏の茶会は大掛かりなものは避ける傾向にある。招かれた方が暑さのために茶そのものを楽しむことが難しくなるからだ。しかも午前中に終らせなくてはならない。それなのにこんなに急いで茶会の席を用意したのは家元の焦りのような気がした。長い間守ってきた西門流を自分の代で地に落とすわけにはいかない・・・その気持ちがそうさせるのだと思った。だけど、この後俺はこの人を...
カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編~そういちろうの呟き~・LastStory
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カフェラテに浮かべたメッセージ・番外編~そういちろうの呟き~・LastStory

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死ぬかと思った・・・フジモトってヤツが大暴れするから!!こんなに鬱陶しい男は初めてだ!やたらビクビクしやがって・・・もう少し落ち着いたらどうなんだ!「いい加減俺の腕掴むのやめてくれない?藤本・・・そこ持ってもいいのはつくしだけなんだけど!」「奥様は怒ってないですよ?ねぇ!奥様っ!」「え?あぁ、はい!怒ってませんよ?どうぞ類の腕で良かったら使って下さい!でも・・・そういちろうさんが怒ってるみたいで」よくわかって...
雪の結晶 (3)
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雪の結晶 (3)

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もうすぐ花沢に着く頃にスマホが鳴った。かけてきたのは・・・総二郎だった。「どうしたの?総二郎・・・俺が今日、日本に着いたってよく知ってるね」『え?お前も帰ってきたのか?それも今日?・・・奇遇だな!』「どういう事?俺もってどういう意味?何が奇遇なのさ」『類・・・知らないのか?牧野が司と別れて日本に戻ってきたらしいぜ?多分それが今日なんだ。たまたま司に電話したらさ、牧野が自分からギブアップして婚約解消して1人で帰...