10月の向日葵 (140)
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10月の向日葵 (140)

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次の日の朝早く、もう西門からの迎えの車が来ていた。やはり帰りも車なのか?と多少うんざりしたけど、俺が都内をウロウロする方が気になるらしい。仕方なく車に僅かな荷物を乗せて、住職のところに挨拶に行った。その時間、住職は庫裡(住職の住まい)にいたためそちらの方に足を向けると、ちょうど預けていた俺の荷物を持って出てきたところだった。「おぉ、もうお迎えが来られていましたか・・・それはお待たせしましたな。それで...
Joyeuse Saint Valentin!!・4
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Joyeuse Saint Valentin!!・4

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バレンタインまであと一週間。副社長である母さんの執務室に出向いた。この人は俺達には好意的、反対なんてしないだろうと思って少し暢気に構えていたんだ。「母さん、少し話があるんだけど」「会社では副社長です。何よ、類が社内で私に話があるだなんて珍しいわね。真面目に仕事する気にでもなったの?そうだと嬉しいけど?」「・・・毎日真面目に仕事してるけど。そうじゃなくてさ、今月の12日から16日まで休暇とってもいい?」...
雪の結晶 (27)
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雪の結晶 (27)

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<side樹>「ねぇ、パパ、今日は土曜だけどお仕事お休み?どこにも行かないの?」「あぁ、ごめんな、一樹。父さん、ちょっと色々考え事しないといけなくて頭が痛いんだよ」本来休みのはずの土曜日だけど、こうして家で休むのは本当に久しぶりだった。これから春先に向けて新しく始まる案件が多く、休日といっても休むことが出来ない日が続いていたからだ。さすがに一樹に寂し思いをさせないために日曜だけは何があっても休んでいた...