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Stop Motion・15
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Stop Motion・15

4
私がバスルームから出てきても西門さんは動こうとはしなかった。ベッドのド真ん中・・・どうやらこのベッドは私に譲ってくれる気はなさそうね。うん・・・そりゃ仕方ないわ。だから私の方がリビングのソファーで寝ようと思ってそっちに向かったら彼から呼び止められた。「おい・・・どこに行くんだ?」「へ?だってもう眠たいんだもん。他にベッドがないみたいだからここで寝ようと思って」私がソファーを指さしたら西門さんは呆れた顔して...
鏡の中の私(6)
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鏡の中の私(6)

6
つくしの良くない噂はそれからも続き、だんだんつくしは部屋から出られなくなった。気分が悪いと言って塞ぎ込んでしまい、それがまるでサボっているかのように周囲から言われて精神的に参ってしまって飯も食えない。仕方ないから自室まで俺が運ぶと言えば、お袋は「今まで西門の嫁が旦那様に食事を運ばせたことなどありません!」と余計に怒りだした。だから食事は調理場の人間が部屋に持っていき、俺が付き添える時は食べさせてや...
隣の部屋の彼 (105)
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隣の部屋の彼 (105)

6
次の日、想像通りすぐに母さんからの呼び出しがあった。それは牧野と朝食をとっている時で、無愛想な俺の受け答えに牧野は悲しそうな顔を見せた。「わかりました・・・午前中には戻ります。それでは」スマホを切ってすぐテーブルの上にそれを伏せたら、牧野はわざと明るく席を立って「珈琲のお代わりしちゃお!」なんて笑ってる。キッチンに行こうとする牧野の腕を掴んだら、ビクッとして顔を背けた。「牧野・・・」「大丈夫!私は平気・・...