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Stop Motion・54
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Stop Motion・54

2
どうして毎回自分で自分をはぐらかすような言葉を出してしまうのか・・・なんで素直にあいつに伝えられないのかがわからねぇ。演技でならいくらでも甘い言葉が出るのに、同じ甘い言葉を牧野に出しても歯止めを掛けてる自分がいる。こいつを逃がしたくないから・・・いきなり無茶なことをして俺の前からいなくなるのが怖いから?そんな女々しい感情がこの俺の中にあるんだろうか。それを認めたくなくて自分で強がってんのか?考え事をして...
忘れられた約束(3)
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忘れられた約束(3)

4
バスルームを出て私たちは無言でリビングに戻った。何が起きたのかわからないし誰がやったのかもわからないしで神経質な美作さんはずっと機嫌が悪かった。薄気味悪い石は別荘から離れたところに投げ捨てに行って廊下の窓には鍵を掛けた。人なんて入ってこられないし風通しの関係で開けておきたかったけど、1度こんなことがあったら美作さんの警戒レベルはグンと引き上がる。「牧野・・・美作の人間がここに来たらやっぱり嫌だよな」...
隣の部屋の彼 (147)
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隣の部屋の彼 (147)

10
パーティー前日、朝目が覚めたら牧野はベッドで起き上がってジッと前を見ていた。昨日の演奏が頭に残ってるのか、それとも明日への恐怖か・・・それは読み取れなかったけど、俺がその腕を持ったらニコッと微笑んで振り向いた。「・・・おはよ、類。今日はいい天気だね」「おはよ・・・いつから起きてたの?」「ん?さっきだよ。天気が良すぎて眩しかったから」そんなわけないのに・・・カーテンだって閉めてるし、その隙間から日差しはわかるけ...