FC2ブログ
私の帰る場所・6
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

私の帰る場所・6

2
「お前・・・あきらのこと、もしかして好きだった?」 横でそう言った時、牧野はすげぇ驚いた顔して俺の事を見た。それは図星って顔じゃなくて「まさか!」って言いたそうな顔・・・当たってるならすぐに真っ赤になって分かり易いのに、この時は顔色1つ変えなかった。「バカじゃないの?そんなことないわよ」「へぇ・・・あきらの心の中まで解ってるって言いたそうな感じだったけど?」「そうじゃないよ・・・急すぎるから驚いただけ。本当は...
遠回りして帰ろう(12)
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

遠回りして帰ろう(12)

6
12月に入って街中にクリスマスソングが流れるようになった。歩いてても恋人同士が1番楽しそうに見える・・・いや、私がどんどん迫ってくる春に怯えて淋しくなってるだけなのかも・・・。街路樹を飾るイルミネーションが苦しく見えるし、クリスマスイベントの広告を見ても気持ちだけが焦る。バスの窓からクリスマスツリーを見たらウキウキするどころか心が風邪引きそう。「ねぇねぇ、彼に何買った?」「私は今年は奮発して腕時計!もし...
嘘つきは恋の始まり (29)
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

嘘つきは恋の始まり (29)

4
「はい?なんと仰いました?」「だから今日の昼食は社員食堂に行くって話。今日の昼食に誰かと予定があった?あるんならそれを社員食堂にしておいて」朝、会社に行ってすぐに藤本に頼んだら昼間は何も予定がないと。それなら牧野の働きたい場所を確認しておかないと、そう思って外食をせずに社内で済ませることにした。「しかし、何故ですか?そんなところで専務が食事をしたら・・・って言うか食べられるんですか?」「どういう意味...