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私の帰る場所・14
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私の帰る場所・14

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「若宗匠・・・一口だけでも召し上がっていただけませんか?」「・・・・・・」「吸い物だけでも構いません。生憎とこの部屋は古くて暖房設備が整っていないのです。お身体が冷えておられましょう。召し上がっていただけませんか?」「・・・煩い。そんなもの下げろ!」「若宗匠・・・」「聞こえなかったのか?下げろっつってんだよ!それにここは俺の家だ・・・お前に古いと呼ばれる筋合いはない!」俺の前に置かれている夕食・・・それを少しも口にし...
もう1度抱き締めて・1
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もう1度抱き締めて・1

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桜の花が満開の頃・・・西門さんに声をかけられた。凄く真剣な目をした彼から、思ってもなかった言葉をもらった。「・・・俺、マジなんだわ。お前の事」「は?何言ってんの?よくもそんなことが言えるよね?昨日まで私のことを散々馬鹿にして、鉄パンだとか貧乳だとか酷いこと言ってたよね?」本当は凄くドキドキしてて、私がずっと彼の事を好きだったってバレたのかと思って焦ってた。でも相手は西門総二郎・・・私なんかがこの人の隣を歩...
嘘つきは恋の始まり (38)
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嘘つきは恋の始まり (38)

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朝、アラームよりも早く起きた。牧野がここに住むようになってから、ちゃんと起きてるような気がする。チラッとドアを見るともちろん閉まったまま・・・あのドアが開くのが待ち遠しいような気がしてベッドから起きた。「桃太郎と菊次郎に会いに行くって言ったっけ・・・じゃあ、まだスーツは早いかな」そこら辺に脱ぎ捨ててたセーターを着て、ジーンズに着替えて顔を洗って・・・その時にドアをノックする音が聞こえた。「どうぞ、もう起き...