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私の帰る場所・50
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私の帰る場所・50

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6月の第3日曜日 岩代家の茶会の日。前々日まで降っていた雨も昨日からやんでいて、梅雨の晴れ間で天気が良い・・・今日も雨の心配はないと言うことで予定通り野点が行われることになった。俺用の立礼棚や道具類を専用車に乗せて弟子達は早々に西門を出て、俺達は野点の時の着物を準備し比較的落ち着いた車で行く。こういう時はリムジンのような車で客先には乗り付けないのが礼儀だ。招待客が揃う2時間前には着くように本邸を出発し...
Hold my Hand・3
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Hold my Hand・3

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どうして?・・・どうして隣に西門さんが居るの?何でこういう時、くじでさえ私を裏切るかな。で、どうして肘突いて私の方を見てるの?・・・すっごく気になるんだけど。向かいに座っているイケメン君に目線を向けたら逸らされる・・・そりゃそうよね。西門さんがその人を睨むんだもん。で、西門さんの前に座っている陽子は私を睨むのよ。「なんであんたが知り合いなのよ!」って心の声が聞こえるようだわ。左隣には誰も居ないし、その向こ...
嘘つきは恋の始まり (75)
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嘘つきは恋の始まり (75)

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ホテルの控え室・・・もう随分長いこと話し合っていて、牧野が何処に居るのかも判らないのに焦りもしない五十嵐浩司。父さんの険しい表情は初めの頃より酷くなってるし、母さんは窓の外にチラつく雪を見てハラハラしてる。この付近をうちの連中が捜しているとは言え、いまだに見付かったの一報もなくて俺はベッド脇に座ったままイライラしていた。「浩司君、私達の質問に答えてちょうだい!あなたは五十嵐物産に瀧野瀬という会社を取...