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私の帰る場所・56
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私の帰る場所・56

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次の日も、その次の日も親父に伴い岩代家へ詫びに行ったが全て門前払いを喰らった。爺さんの機嫌は相変わらずで西門を許さないの一点張り・・・あの割れた茶碗はあのまま桐箱の中に保管していて毎日その前で項垂れていると現当主の奥方からは言われた。「私は全然価値が判らないのですけれど、聞けば数千万から上だと言うじゃありませんか。そんなものを使った義父も悪いとは思うけれど、それでもお任せするのが西門流の方なら安心だ...
Hold my Hand・6
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Hold my Hand・6

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牧野の両手が俺を抱き締めた・・・それを感じた時、自然と次の行為に進んでいた。せっかく抱き締めてくれた手を緩めさせ、俺も牧野の背中から手を外して、こいつの頬を両手で包んだ。指に絡む黒髪がサラリと揺れる・・・少し上目遣いで泣きそうな目をしてる。それ・・・マジで反則だから。「・・・あっ、あの・・・手が冷たいんだけど」「ん?そりゃ違うな。牧野が熱くなってんだよ」「そんな事ない・・・やだ、近いって西門さん」「こうしなきゃ出来...
嘘つきは恋の始まり (81)
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嘘つきは恋の始まり (81)

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ピピピピピピピ  ピピピピピピピ「はい、見せて?」「・・・・・・下がった?」朝になって牧野に渡していた体温計を回収、その数字を見たら37度2分。微熱のままだった。「まだ少し熱があるね。ただの風邪ならいいけどインフルエンザだったら隔離でしょ?それは困るから」「そっかぁ・・・久しぶりに自分のお部屋に戻されちゃう?」「インフルエンザならね。医者を呼んでくる。それに朝ご飯もここで食べなきゃね」「・・・あっ、類・・・」主治...