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私の帰る場所・65
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私の帰る場所・65

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本来保育器に入ってる間は抱っこが出来ないのに「少しだけね」って言われて抱かせてもらった。女の子の方も大人しく寝てたのに抱かせてもらって、この子は本当に小さかったから怖かった。2人を足しても5㎏にも満たないのに凄く重く感じる命・・・この先、この子達が自分の足で歩いて行けるようになるまで頑張らなきゃって、怖さの中にも強くなろうって気持ちも湧いてきた。そして写真を撮ったらすぐに保育器に戻された。出た時には...
 Ensemble pour toujours (1)
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Ensemble pour toujours (1)

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花沢類と付き合い始めたのは3年前・・・私が大学を卒業した時だった。すぐにフランス赴任をせずに暫くは日本の本社で経験を積んでからって話になったらしく、それを聞いた時には私よりも彼本人が喜んでいた。「まだあんたの横に居られるみたい」、そんな言葉をストレートに言われて心臓がバクバクしたっけ。就活の相談には毎回乗ってくれたけど、返ってくる言葉は「花沢に来ない?」だった。「それだけは嫌だ」って言うと怒ったよう...
嘘つきは恋の始まり (92)
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嘘つきは恋の始まり (92)

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<宮崎・side五十嵐浩司>瀧野瀬の爺さんに急に呼び出されて屋敷に向かえば恐ろしい顔で俺を睨み付け、皺だらけの手をテーブルに叩き付けた。その拍子に湯呑みが倒れそうになり、慌ててそれを手に取るとひと口茶を飲み、また叩き付ける。老い耄れた爺さんのする事か、と冷ややかな目で一連の動きを見ていた。「おい!一体何をしとるのじゃ、つくしは!あんたは何故動かんのだ!早く連れ戻さんか!」「どうされました?何をそんなに...