FC2ブログ
私の帰る場所・73
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

私の帰る場所・73

-
<sideあきら>医者との話合いが終わってから牧野の部屋に行き、ノックしてみた。でも、返事はなかった。「牧野、入るぞ」ひと言声を掛けて静かにドアを開けると牧野はベッドの端に座ってぼーっと窓の外を見ていた。この特別室は窓を開けることは出来るが、防犯上の理由で身体を外に出せないようにある程度の間隔で格子が取り付けられている。だから万が一・・・って心配はなかった。その窓を開けて、入ってくる風に髪を靡かせていた...
Ensemble pour toujours (5)
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

Ensemble pour toujours (5)

2
「それではこちらで宜しいでしょうか?」「ん、ありがとう」「素敵な記念日ですわね。きっと喜ばれますよ」「くすっ、渡す時の言葉・・・悩んでるんだけどね」「まぁ、そんなに幸せそうなお顔して!」予定より少し早く10日には牧野に渡すものが仕上がったと連絡があり、それを受け取りにジュエリーショップに出向いていた。そこで可愛らしいケースに入れてもらって準備は完了、後はこっちに来て早々だけど休暇を取って牧野を迎えに...
嘘つきは恋の始まり (100)
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

嘘つきは恋の始まり (100)

6
タクシーの中で五十嵐さんが面倒臭そうに調べ物をしている。そして羽田空港にも電話を掛けて何かを聞いていた。その話の内容だと、梅三郎がいるからこのままでは今日の飛行機に乗れないってことみたい。事前の申し込みが必要らしく今からすぐに申し込めば明日には飛行機に乗れる、そう言われて車は私の知らない街の中に入って行った。五十嵐さんが嫌々ながら向かったのはペットショップで、そこで梅三郎が入れるケージとドッグフー...