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私の帰る場所・76
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私の帰る場所・76

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<sideあきら>お袋と話合いをした後に病室に戻ったら牧野の姿がなかった。それに慌てて看護師に聞いたら新生児室に向かったと・・・今はちゃんと看護師に付き添われて行ったから大丈夫だと言われ、俺達もそこに向かった。少し離れた所から看護師が見守る中、牧野はそこの廊下に立っていた。母親なのに中に入らずに硝子窓から自分の子供を見ている。泣いてはいないが今にもその目から涙が落ちそうな気がしてお袋と目を合わせた。そし...
Be mine Forever・6
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Be mine Forever・6

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嵐山でご飯食べたあと、今度は京都駅の近くまで戻って講演会会場に来ていた。そこでは総二郎が1時間半ほど、「千利休」についてだとか「わびさび」についてだとかを喋ってて、私達はバレないように変装して潜り込んでいた。こんなに広い会場でも見慣れたものがあれば気が付くかもしれないって言うから・・・でも、総二郎なら有り得る。桜子が用意してくれた茶髪カールのウィッグをつけて黒縁の眼鏡まで。そして桜子が嵐山からここま...
嘘つきは恋の始まり (103)
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嘘つきは恋の始まり (103)

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「随分長い外出じゃったのう?つくし・・・ちと、帰るのが遅かったようだが?」 「た、ただいま戻りました。お爺様・・・ご心配お掛けしました」 「五十嵐君にまで手を煩わせおって・・・あんな風に家を出た娘をわざわざ東京まで迎えに行ってくれるなど有り難い事じゃて。ん?つくし、何を持ってるんじゃ?」お爺様は漸く私が抱きかかえてる梅三郎に気が付いたみたい。五十嵐さんと同じように嫌そうな顔をして痩せ細った指を私の胸に向けた...