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私の帰る場所・101
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私の帰る場所・101

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4月の中半・・・遅咲きの桜も全部散り、代わりに若葉が美しく見えてくる頃。その桜の絨毯を眺めながら最後の茶会を開いていた。客として招いていたのは鷹司会長と数名の後援会幹部。あの時以来の野点という形で薄桃色の庭に椅子を並べ静かに茶を楽しんでいた。「・・・満開の花姿も良いものですが、桜というのは不思議な物ですな。散り終わった後も何故か美しい。そう思われませんか?若宗匠」「はい、そうですね。このように咲き終わっ...
Surprise Present (2)
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Surprise Present (2)

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抱きかかえられたまま温室の中に入ったら、そのまま奥の方に向かって美作さんは歩いて行った。もう寒くないから降ろしてもらってもいいのに、そんな気配もなくて穏やかな笑顔のまま・・・私も降りればいいのにしがみついたままだった。心臓がバクバクして破裂しそう・・・!このお屋敷の温室なんて入ったことも無いけど、確か噂ではここの中にもお部屋みたいなのがあって寝泊まり出来るとか?って事はベッドがあるって訳で・・・・・・・・・え?...
あの頃の君を探して(8)
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あの頃の君を探して(8)

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その日の夜遅く、フランスの父さんから連絡があった。勿論仕事の話だけど、そこに出たのは道明寺の名前・・・思い掛けずその名前を聞いたから違う意味でスマホを持つ手に力が入った。もしかしたら司に会えるかもしれない・・・何があったのか聞けるかも知れない。その為にもこの話は聞き逃せない。自然と仕事の話に集中した。『今、各企業が産業用ロボットの開発プロジェクトに力を入れてるのは知ってるな?明日、社に行けばその話も出る...