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私の帰る場所・102
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私の帰る場所・102

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京都に俺が向かったのは親父達の2日後。その間に容態の急変と言うものはなかったが、俺以外の殆どの親族が集まってると聞き、急いで病院へとタクシーを飛ばした。病院の特別室、そこに案内されて部屋に入ると親父とお袋がソファーに座っていた。その他の親族は談話室に居るらしく、先代の弟に当たる爺さんがベッドの横の椅子に座り見守っていた。「遅くなりました。先代の具合は?」「あぁ、総二郎さん、ご苦労様。お仕事は大丈夫...
あの頃の君を探して(9)
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あの頃の君を探して(9)

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父さんから聞いていた産業用ロボットの開発プロジェクトについての社内会議が始まったのは本社勤務になってから10日も経ってからだった。花沢の中でも優れたエンジニア達が招集され、このプロジェクトが成功すれば数年間の安定した利益が見込まれるだけに気合いは充分。ただ、プロジェクト責任者に若い俺が就くと言うことに反感を持つ連中も少なからず居るらしい。そのせいなのかピリピリとした雰囲気もあったが、滞りなく第1回...