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私の帰る場所・180
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私の帰る場所・180

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倒れたつくしをゲストルームで寝かせて俺はその横に跪いていた。また俺の知らない話を聞かされた・・・それがつくしにプロポーズした呼子の男だと聞いて驚いた。そんな危ねぇヤツが居たとは思いもしなかったが、隠したかった気持ちは判らなくもない・・・襲われたとは言え何もなかったのなら、わざわざ俺を怒らせたくはなかっただろうから。まだつくしは目を覚ましそうにない。血の気のない顔色をして指先も冷たい・・・昨日から一睡もして...
幸せな夢の始まり(36)
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幸せな夢の始まり(36)

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シンガポールに来てから3回目の朝。この日も朝食だけは下でどうぞと言われて監視の2人に付き添われてダイニングに向かった。「おはようございます・・・」「・・・おはようございます、アルフレッドさん。どうかしたんですか?」「何でもないですよ。どうぞ、食べてください」アルフレッドさんのご機嫌が悪そう・・・ムスッとした顔で珈琲飲んで、それ以外のものは何もテーブルに置かれていなかった。私の前にだけお皿が沢山並べられ、今...
私の帰る場所・179
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私の帰る場所・179

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「あの人じゃないかしら・・・」私の目に止まったのは2人の女の子を連れた主婦らしい人だった。主婦って言っても結構若い感じの人・・・髪の毛も染めてて服だってお洒落な流行のもの。片手には大きな紙袋持って重たそうに肩に掛けていた。それなのに連れてる女の子は地味なコートでお母さんとの釣り合いが取れてない気がした。誰もがそうだとは言わないけど、自分がお洒落するなら子供の服だって可愛くするはず・・・特に女の子なら尚更の...
幸せな夢の始まり(35)
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幸せな夢の始まり(35)

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ウィンリーコーポレーションがホテル建設をするって言うのは事実だと判ったけど、それは観光客相手の高級ホテルじゃなくて、ビジネスマン対象のホテルらしい。藤本が調べた通り、アルフレッドは花沢に出す事業計画書の中身を大規模建築用に偽装して提出したって訳だ。その中身に不信感を持たれちゃいけないからリスク監査室も「協力者」を使って素通りさせた・・・恐らくパソコンのデータはその協力者、海外事業本部長で止まっててリ...
『花沢城物語・特別編~花沢温泉は抹茶の香り~』 byR&GPS
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『花沢城物語・特別編~花沢温泉は抹茶の香り~』 byR&GPS

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菊とハルが勢いよく飛びこんだバッシャ~ンそれに続いて、珀と桃までも勢いよく飛びこむバッシャ~ンほんと、うちのSPはどうなの?完全に遊んでいるよな?それに、次々やってくる新たな動物達に興味津々だし、仲良くなりたがるっておかしくない?あきらの奴、さっさと迎えに来てくれないかな?可愛いんだけど、ここは一応俺達の温泉な訳で、、と、類は横を向くするとそこには、温泉を被ったつくしの姿シャツが濡れ下着が透けて色...
私の帰る場所・178
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私の帰る場所・178

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一睡もする事なく地下室でモニターを見ていたが流石に限界・・・つくしを連れてリビングに戻ったのは朝日が眩しい時間帯だった。そこには夢子おばさんが居て、おじさんは既に会社に向かったと聞いた。あきらには休暇を取らせる分、休む訳にもいかない。それに美作商事に対して誰かから連絡があるかもしれないと言って出掛けたと聞かされた。「・・・何も連絡は無かったわね・・・やっぱり金銭目的の誘拐じゃ無いって事よね」「判らないな。...
幸せな夢の始まり(34)
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幸せな夢の始まり(34)

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再び「瑠那」に変身して総二郎と向かったのはF・Bホテルの屋上にあるバー。シンガポールの観光スポット・マリーナベイを目の前で見ながら過ごせる人気のバーらしい。ここの一画を貸し切って特別席を用意し、ウィンリー夫人が来るのを待っていた。『ハ~イ!あなた達すっごく素敵ね、何処の国の人?この辺じゃ見掛けないわね』『ん?何処だと思う?』『そうねぇ、韓国かしら?あの国の男性は綺麗ですもの!』『ははっ!残念だった...
『花沢城物語~もう1人居る!事件~』 byGPS
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『花沢城物語~もう1人居る!事件~』 byGPS

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「類ーっ!薔薇のお庭に行かなーい?すっごく綺麗に咲いてるんだよー!」執務室でメールの確認をしていたら窓の外から聞こえてくる元気な声。ひょいっと覗いたら今日も四匹従えてニコニコ顔のつくしがこっちに向かって手を振ってる。「あのね、あのね、ジャガイモも出来てるし、トマトももう赤くなってるのがあるの!さえやんどうも今年は沢山出来てるんだよ!」「くすっ、それを採るの?」「うん!一緒に行こう?」「待ってて、す...
私の帰る場所・177
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私の帰る場所・177

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あきらの所に行く前に、夢子おばさんに呼ばれてリビングのソファーに座らされた。小夜じゃない使用人が紅茶を俺達の前に置くとすぐに立ち去り、部屋には3人だけ・・・つくしはハンカチで涙を拭きながら俺の横に座っていた。「ごめんなさいね、うちの事なのに驚かせて。あの子達の事は世間にきちんと公表していない上に、つくしちゃんだけが小さい時から遊んでくれていたからあきら君が伝えてしまって・・・」「いや、そんな事はいいんだ...
幸せな夢の始まり(33)
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幸せな夢の始まり(33)

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今日もお昼ご飯は1人・・・エアコンが効いた部屋ばかりに居るから食欲もない・・・でも窓を開けたら蒸し暑い。こんな土地に慣れていないし、3日前までは雪が降ってもおかしくない所にいたんだから調子が狂って当たり前・・・何だかつわりの時よりも気が滅入ってお昼間なのにベッドで横になっていた。その時に部屋をノックされ、監視の女性が入ってきた。『失礼・・・あら、具合が悪いですか?』『・・・こんな所に閉じ込められて気分がいい訳無...