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私の帰る場所・168
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私の帰る場所・168

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総が突然来てくれた次の日のお昼、今度は小夜さんが研究所に来てくれた。おば様が焼いたケーキを持ってきてくれたっていう理由だったけど、もしかしたら小夜さんの心配が酷いもんだから夢子おば様がそうしたのかもしれない。「社長のお使いの人が来たから田中さんは暫く会議室に居るからね」、なんて所長がみんなに言って、私達2人はお弁当をもって小さな会議室に入った。「話が終わるまでどうぞ」なんて言われたけど、お給料もら...
Substitute・4
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Substitute・4

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3日後、嵐はすっかり治まって、柔らかい春の日差しが病室に優しい風を届けていた。あの夜には気が付かなかった桜の木にも新しい花が咲き始め、僅かだが薄いピンク色の花びらが揺れている。「類・・・ふふっ、あら、お口が動いたわ」類と名付けられた男の子を抱きかかえて病室のベッドの端に腰掛けている亜弓。その傍らにはやはり目を細めて妻子を見つめる聖司の姿があった。予定日より少し早くに産まれたが幸いにも標準的に産まれた...
Keep the Secret・13
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Keep the Secret・13

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「・・・うん、俺・・・先輩の事、好きだから」 「・・・・・・・・・えっ!そ、そそ、そんなっ!」 「だから負けたくないんっすよ・・・あなたに」「はっ?私に?」私に負けたくないってどういう事?私、誰にも勝ってないと思うんだけど。それに花沢類の話をしてたよね?花沢類が私を好き・・・この人と花沢類は音楽仲間・・・そしてこの人は先輩が好き、そして私には負けたくない?「・・・・・・・・・」「でも勝てそうな気がする・・・うん、俺、自信ついたっす」「...
幸せな夢の始まり(24)
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幸せな夢の始まり(24)

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「あーっ!!あそこで停めてーーっ!!」「えっ!どうしたんですか?」「いいから停めてください!お願いっ!!」エバンスの別宅に向かってる途中に見えたコンビニ!そこで停めて欲しいと大声で叫んだら、アルフレッドさんの指示で運転手さんが車を停めてくれた。「・・・こんな所で何をする気ですか?妙なことを考えても遅いですよ?」「ト、トイレです。我慢が出来ないの・・・そんな事を女性に言わせないで下さい!」「あぁ・・・それは...