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私の帰る場所・180
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私の帰る場所・180

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倒れたつくしをゲストルームで寝かせて俺はその横に跪いていた。また俺の知らない話を聞かされた・・・それがつくしにプロポーズした呼子の男だと聞いて驚いた。そんな危ねぇヤツが居たとは思いもしなかったが、隠したかった気持ちは判らなくもない・・・襲われたとは言え何もなかったのなら、わざわざ俺を怒らせたくはなかっただろうから。まだつくしは目を覚ましそうにない。血の気のない顔色をして指先も冷たい・・・昨日から一睡もして...
Substitute・12
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Substitute・12

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「今日もこの子とお話し中?」 少し甘ったるく高めで、男性ウケしそうな声。着ているものこそ作業着のツナギだが化粧もきちんとしているし、明るく染めた髪のサイドを編み込みにしてのポニーテールという姿は他の従業員とは少し違って見えた。顔立ちも美しく、彼女が何故水族館でツナギでいるのかを疑うぐらいの風貌だ。声と姿と仕事内容が酷くアンバランス・・・始めて彼女を見る人はそう思うだろう。類が彼女と初めて会ったのは3年...
幸せな夢の始まり(36)
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幸せな夢の始まり(36)

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シンガポールに来てから3回目の朝。この日も朝食だけは下でどうぞと言われて監視の2人に付き添われてダイニングに向かった。「おはようございます・・・」「・・・おはようございます、アルフレッドさん。どうかしたんですか?」「何でもないですよ。どうぞ、食べてください」アルフレッドさんのご機嫌が悪そう・・・ムスッとした顔で珈琲飲んで、それ以外のものは何もテーブルに置かれていなかった。私の前にだけお皿が沢山並べられ、今...