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『花沢城物語~西門チャラ男と花沢迷子~』 byGPS
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『花沢城物語~西門チャラ男と花沢迷子~』 byGPS

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新緑が綺麗な今日この頃、窓から入って来る風が気持ちいいからってつくしはバルコニーでのんびりしていた。チラッと見たらバルコニーの縁には蒼穹と疾風と朝陽…西門のお邪魔虫が来てる。つくしの右に蒼穹、その隣に疾風。左には朝陽…その隙間の無さってなに?「やだぁ!蒼ちゃんったらくすぐったい!や・め・て!良い子だから♥」「…………」『そうちゃん』って呼ぶから総二郎かと思ってピクッとする。俺はそんなつくしを見ながら各国...
私の帰る場所・184
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私の帰る場所・184

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総と一緒に飛行機に乗ったのは17時15分・・・北九州まで1時間40分だ。その間、頭の中には紫音と花音の笑顔だけが浮かんできて何も考えられなかった。隣に居る総の顔も見る事が出来ない・・・俯いて自分の足元を見つめていた。私がお屋敷に顔を出すと、嬉しそうに奥から走って来て両手を差し出す時の笑顔・・・美作さんや仁美さんにするように、私の手も2人共が欲しがってくれた、その小さな手の温もり。抱き締めることは出来なかった...
Substitute・14
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Substitute・14

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古いアパートの階段を上がってくる足音・・・そのリズムで誰なのかはすぐに判った。篤が来た・・・自分の恋人なのに顔が曇ることに罪悪感を覚えながらガスの火を止めた。何でも言い合えて、どんな姿を見られても大丈夫だと言う安心感がつくしにはなかった。だからカップ麺などと言う夕食を見られる事に抵抗を感じてサッとそれを隠した。それは自分がインスタント食品などに頼らずに、何でも作れる家庭的な女だと思われたいと言うものでも...
幸せな夢の始まり(40)
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幸せな夢の始まり(40)

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つくしが座らされている椅子の近くに丸テーブルがあり、そこに茶封筒が置かれていた。確かに中に入っているのは相続放棄に関する書類。その他にも会社譲渡に関する承諾書のようなものが数種類、ご丁寧にサイン箇所に印まで付けてくれて準備されていた。それを出して一通り読むフリ。ここはいつもよりもっとゆっくりと・・・時間を掛けて書類を見つめながら、次にどう出るかを考えていた。「あんたさ・・・これ、何のためにやってんの?」...