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3・実りの秋
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3・実りの秋

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桃栗3年 柿8年 柚子の大馬鹿18年・・・ったぁよく言ったもんだ。牧野に「西門に来い!」って言った時、あいつはしれっと言いやがった。「西門さん家って堅苦しいじゃん?それにお花ばっかり植えてるけどさ・・・私、実の生るものがいいんだよね~」「実の生るもの?そいつもあるぜ、梅だけど」「梅干しかぁ~、好きだけど沢山食べられないしね!」いや、梅干し用じゃなくて茶花にするんだって。西門印の梅干しなんて高級すぎて誰の口...
Colorful Pieces~後書きと拍手コメントのお礼&お知らせ~
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Colorful Pieces~後書きと拍手コメントのお礼&お知らせ~

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皆様、こんにちは~(o‘∀‘o)*:◦♪ plumeriaでございます。いきなり思い付きで始めた「Colorful Pieces」でしたが、なんと3ヶ月超えでお届け致しました(笑)楽しんでいただけましたでしょうか?随分と類君をダメ男にしてしまったので、お叱りを受けるかと思いましたが💦でも途中で何やら「楽しいよ♡」なんて声をいただくようになったので調子に乗ってしまいました。と、言う事で反省会でございます~!!反省その①「こんなの類じゃ...
2・無防備な唇
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2・無防備な唇

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「花沢類、秋桜見たくない?」「・・・え?」見たくない?って言われるとそうでもない・・・だけどそんなに大きな目で見上げられたら頷くしかなかった。あんたの作戦その1・・・「猫なで声のお強請り」。まるで俺の返事なんてお見通しみたいに自信ありげに、小さな声で「エヘン!」とまで聞こえてきそうだった。その角度で見上げるの、ホントに反則・・・あんた、判ってやってるよね?だから「うん、見たい」って、心とは裏腹の返事になった。...
1・夜顔
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1・夜顔

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「・・・あれ?今日のお花は朝顔?」「あぁ、その季節だからな」夏の初めのお稽古の日、茶室に入ると竹籠の花器に真っ青な朝顔が一輪、生けてあった。それは少し暗めで暑苦しい茶室を涼しげに演出していて、何だか風の通り道を感じるみたい・・・たった一輪なのに凄い力だとその花に魅入った。師匠が準備をしてるのにそこに目が行き足が止まる・・・とても美しかった。「ははっ、そんなに感動したか?」「うん・・・見慣れてるのにね。朝顔って...
Colorful Pieces(LastStory)
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Colorful Pieces(LastStory)

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「よし!これでOK♡!どんどん増えるよ?楽しみだねぇ~」「・・・・・・増やしてどうすんの?」「だってお部屋に緑があるのって気持ちいいでしょ?」夏休みも後半になって、牧野が俺の部屋に1番始めに持って来た色・・・緑色の子宝弁慶草に新しい鉢が用意されてそこに子株が降ろされた。しかもその鉢の数は10個・・・そこまで増やして「売るつもり?」って言うと笑ってた。あの日、牧野は約束通りバイトをクビになり使用人部屋から追い出さ...
「いろはにほへと恋せよ乙女」の公開についてのお知らせ
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「いろはにほへと恋せよ乙女」の公開についてのお知らせ

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こんにちは。plumeriaでございます。突然ですが、明日から数日間「いろはにほへと恋せよ乙女」の公開を延期させていただきます。少々内容の修正を行う必要があるとの判断によるものです。ご理解下さいませ。その間、短編を公開させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。...
いろはにほへと恋せよ乙女・29
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いろはにほへと恋せよ乙女・29

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蓼科にある花沢のロードコース・・・花沢家の私有地で類が免許を取る時に練習した場所だ。この殆ど使われないロードコースは普段閉鎖されてるが使いたい時には地元の管理人がゲートを開けてくれることになっていた。学生の頃には憂さ晴らしと言って4人でレースまでした場所。色んなコーナーと長短の直線を組み合わせてあり、大きさ的には国際競技を開催できる規格を満たしたフルサーキット。通称ゼロヨンを実施するための直線コース...
私の帰る場所・番外編~花音の恋~・2
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私の帰る場所・番外編~花音の恋~・2

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西門の屋敷に近づいたら、門の前で着物姿の女性を見付けた。すっかりその姿が板についちゃって・・・ってクスッって笑ったのを助手席の花音は見逃さない。こう言う鋭いところは総二郎に似たのかもって、そっちも可笑しくて笑いが出た。そして車から降りる前に大きな溜息・・・本当に降りたく無さそうだったけど「着いたよ」って声でドアを開けた。そうしたら駆け寄って来る心配顔の牧野。その横を知らん顔して通り過ぎようとする花音を引...
Colorful Pieces(100)
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Colorful Pieces(100)

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類に引っ張られてダイニングに向かったら、そこではもう奥様がニコニコして待っていた。それにいつもの場所には加代さん・・・その横に今日は田村さんまで揃ってる。この後で私の処分でもする気だろうかと思うと気分はどん底・・・それなのに類が持ってくれてる手を振り払う事も忘れてた。「コホン!」と小さく加代さんの咳払いが聞こえてハッとして、自分の左手を確認・・・その指先に絡まってる類の手を慌てて離した。彼にはそれを凄く嫌...
いろはにほへと恋せよ乙女・28
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いろはにほへと恋せよ乙女・28

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・・・・・・・・・寝られなかった。せっかく自分の部屋に帰ってきたのに・・・。次の日の朝、お休みだというのにいつもより早く起きた。それと言うのも西門さんの言葉が頭から離れなかったから・・・目を閉じるとあの顔とあの声が蘇って来て何度も目を覚ました。『明日はお前の為に貴重な休日を使ってやるって言ってんだ』いや、誰も頼んでないし。確かに彼が言う通り、秘書の私が運転出来て、西門さんが身体を休められるのならいいのよ?でも、...