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いろはにほへと恋せよ乙女・118
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いろはにほへと恋せよ乙女・118

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部屋に戻ったら総二郎が東京から持って来たノートパソコンで何かをしていた。それをひょいっと覗いたら、今度の講演会の資料のようなもの?今まで話した事がある内容を探してるみたいだった。「・・・・・・凄い、綺麗な茶碗だね」「これか?高取焼(たかとりやき)って言う福岡で継承されている陶器で歴史あるものだ。伝統的な高取焼は茶色っぽいんだけど、16代目の作品はブルーが入って綺麗だろ?焼く前に土に鉄分を混ぜておくとこん...
私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・1
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私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・1

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花音がフランスに行ってから半年が過ぎた。俺は大学4年・・・進路には迷いがないから残された学生生活を満喫、と言いたいけどほんの少し憂鬱な日々を送っていた。大学ではいつも目立っていた存在の花音・・・俺の友人も何人泣いたか判りゃしない。その度に理由を聞かれ、仕方なく説明すると相手が相手だけに流石に諦めるけど・・・それが恋になるかどうかは全然判らない。昨日も電話したら『お兄様ならお仕事だけど?』って機嫌が悪かった...
Marionnette(91)
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Marionnette(91)

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小岩川に着いて、向かったのは住吉岬と言う場所。ナビに福田屋と言う民宿の住所を登録したから、その案内に従って車を走らせていた。バックミラーで確認したらつくしは緊張した面持ちで窓の外をジッと見つめ、進もまた同じ。姉弟で同じ顔をして会話をす事もなくこの辺りの光景を眺めていた。そのうちにナビの音声案内が到着を知らせ、車を停めると前方に古びた民宿が見えた。所々薄く消えかかっている看板は「福田屋」・・・柊祐に教...