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いろはにほへと恋せよ乙女・136
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いろはにほへと恋せよ乙女・136

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急に固まった俺の事は放っておかれて、話は間島一族と高木の処分についてに移った。それを下せるのは先代だけ・・・だから俺は黙っていたが、胸の中ではこれまでの「新しい家族への夢」が音を立てて崩れていくのを感じて放心状態だった。つくしはそんな俺の横で「大丈夫ですか?」なんて聞いてるが、顔色も至って普通に戻りキョトンとしている。今、この場で「こっちの真相」を聞きたかったが部屋の空気はそれどころじゃない。いつに...
私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・10
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私の帰る場所・番外編~紫音の夢~・10

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<side総二郎>「・・・ははは!儂のような年寄は後回しにされましたかな?」「いえ、そのような事は御座いませんよ、ご隠居様。まぁ・・・あの子にも色々とあるのでしょう」紫音が帰られないと聞いて急遽2人きりになった茶室・・・そうは言っても茶会ではないからのんびりと話をしていた。つくしからあいつが慌てたような声で電話してきたと言われたが、寧ろ俺は少し嬉しかった。いつもいつも優等生で反抗もせず、常に正しくあろうとする...
Substitute・51
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Substitute・51

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つくしの部屋の小さなテーブルに2つ並んだマグカップ。やはりあの珈琲は使えないからインスタントの珈琲を淹れて、お互いの前に置いた。それに手を伸ばしたのは類が先で、然程緊張した面持ちでも無く穏やかな目・・・それに安心してつくしも自分のマグカップを両手で抱えた。いい香りがする訳でもないが2人だと言うだけで何故かいつもと違う・・・つくしは黒褐色の珈琲に映る自分の顔を見つめていた。「母さんのことなんだけど・・・牧野...