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10年前のLOVE LETTER・13
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10年前のLOVE LETTER・13

2
俺の手にある10年前の手紙を奪い取ろうとして牧野が突っ込んで来て、俺はそれを高々と上げた。勿論こいつは飛び付いて取ろうとするけど、そんなので取れるわけがない。しかも俺の目の前でそんな事をするとは・・・と、何度目かのジャンプでその身体を抱き締めた。「きゃああぁーっ!は、離してっ!」「離さない・・・てか、離せねぇし」「は?!な、なに?」「今更だろ?素直に言葉にしてくれたらいいのに・・・ここに書いてあること」「...
Substitute・83
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Substitute・83

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佐藤由美子は両手に買い物袋を抱えたまま、急に隣の家から飛び出してきた青年と女性に驚いて立ち止まった。自分に向かってくるのは初めて見る2人・・・その真剣な表情にも圧倒され少し後ろに下がったほどだ。「すみません、佐藤由美子さんですか?」「はい?そうだけど、あなた達は?」「・・・・・・・・・」「な、なんなの?何処の誰?」聞きたいことは山ほどある・・・それなのに言葉が出ない類に代わってつくしが「急にごめんなさい!」と声...
複雑なお誕生日( -_-)~後編~
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複雑なお誕生日( -_-)~後編~

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これはどういう事でしょう?コース料理なのに1度に全部持って来られましたわ。これって如何にも早く終わらせようとしていません?それに何度もスマホを覗きこんでは溜息・・・それ、お母様からの連絡待ちでしょうか?今は愛する娘との食事中ですのに。「お父様、そんなにソワソワしなくても大丈夫ですわよ。お母様は子供じゃないんですから」「いや、別に心配してるわけじゃ・・・」♪~~~「あっ!つくし?!・・・なんだ、お前か・・・・・・今...
10年前のLOVE LETTER・12
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10年前のLOVE LETTER・12

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落とし物?私が落とし物って・・・・・・なに?この人に拾われるような場所に何かを落とした覚えなんてないけど?でも言われるがままに西門さんの後をついて行った。なんて素直な足・・・2メートルぐらい前に彼の背中があって、それを見ながら歩いた。どうやらこのホテルの地下駐車場みたい・・・って事はこの人の車でマンションまで送ってくれるのかな?じゃあその車の中は2人きり・・・そこでさっきの気持ちを伝えたら良いんだろうか。そう思...
複雑なお誕生日( -_-)~前編~
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複雑なお誕生日( -_-)~前編~

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私の名前は美作麗子。もうすぐ英徳大学の2年生。一顧傾城、純情可憐、雲中白鶴、錦上添花・・・よくそのように言われます。大学生になり、もっと大人の女性に近付いたのかしら・・・毎日殿方の熱い視線を浴びておりますの。え?だから自慢ではありませんわ。まぁ・・・たまに同級生から軽ーく嫌味は言われますけど。「麗子さん。今日も念入りなメイクですこと・・・また今夜もデートなの?」「あら、真理子さん。メイクなんていつもと同じです...
Substitute・82
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Substitute・82

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3日後、類は再びつくしを助手席に乗せてマンションの駐車場を出た。行き先はこの前と同じで静岡・・・でも今日は少し手前の富士市。この3日間の間に美作で調べた松島良子の義理の父親の自宅に向かっていた。美作の弁護士に依頼し、相続に関する云々と理由をつけて松島良子の除籍簿から亡くなった母親の名前を調べ、そこから改製原戸籍を取り寄せ義父の名前・佐藤健一とその本籍を入手した。今でもそこに居るかどうかは判らない・・・で...
10年前のLOVE LETTER・11
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10年前のLOVE LETTER・11

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毎年必ず来る2月14日・・・今年も漏れなくやってきた。「総二郎様、今日も正門前が・・・」「アホか!放っておけ!」「って言うか、年齢層上がりましたねぇ?昔は学生さんが殆どで・・・・・・はっ!失礼しました!」「・・・・・・・・・気にしちゃいねぇよ、事実だ」そう言ったが少々ムカついた・・・確かに黄色い歓声というよりはおばちゃんの雄叫びに近い感じになってる。ま、仕方ねぇよな、俺も来年は30だし。だからここらで決めとかないと、俺の...
Substitute・81
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Substitute・81

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「お袋、少しいいか?」「なぁに?あきら君、そんなに真面目な顔して」あきらの母、美作夢子はW大卒だ。松島良子・・・当時佐藤良子の卒業年月日を調べたところ、夢子とは2学年しか違わない。あまりにも古い話の上に経済学部の良子と理工学部の夢子では期待は出来ないが、何か覚えていないかと彼女の事を尋ねた。勿論類の事は言えない。知り合いが良子の息子とトラブルを起こしたから素性を調べたい・・・少々無理のある理由だったが、...
10年前のLOVE LETTER・10
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10年前のLOVE LETTER・10

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14日になった・・・・・・・・・。世間ではこの日を「恋人達の日」と言う・・・。それなのに私はどんよりしたまま会社に向かい、ルンルンしてる高橋君の横に座っていた。あの日、西門邸から走って逃げてマンションに戻ったけど、部屋にあの自称「ラブレター」がなかった。無意識のうちに鞄に入れたのか、自暴自棄になって捨てたのか全然覚えていない。でも宝物のようにしていたから、手元から無くなって凄く心細かった。1年に1度しか見なか...
Say Yes (LastStory)
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Say Yes (LastStory)

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本文中にR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆「つけてあげる・・・指出して?」「・・・んっ」牧野が1度自分の手を擦るようにして、それから怖ず怖ずと右手を出した。だから「巫山戯てる?」って聞いたら慌てて左手を俺の前に・・・・・・「ぶっ!!」「いやっ、だから緊張してっ!やだ、もうっ!そんなに...