FC2ブログ
いろはにほへと恋せよ乙女・155
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

いろはにほへと恋せよ乙女・155

2
桜の大寄せの前日、家元夫人に呼ばれてお部屋に向かった。そこには志乃さんが居て、衣桁には綺麗な着物が掛けてあった。薄い緑色からクリーム色にぼかしてあって、そこに桜の花が描かれてる上品なもの。「牧野さん、当ててみて?私の若い頃の着物なんだけど」「え?家元夫人の?そんなっ・・・いや、いいです!」「あら、この色はお嫌い?」「いや、そうじゃなくて・・・私には勿体なくて!」いやいやいや、アメリカに持って行った家元夫...
10年前のLOVE LETTER・2
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

10年前のLOVE LETTER・2

2
就職はあっさり決まった。花沢も美作も高卒なんて採らないから逆に安心だったのに、何故かあの人達の本社ビルが並んでるオフィス街の中にある会社に決まった。そして1月になったら殆どの授業が終わり、2月になったら学校も行かない・・・後は卒業式に行くだけになった。そんな2月のある日。出勤の為には少しぐらい新しい服がいるって事で、貯めていたバイト代を持って買い物に出掛けた。バス通勤だからジーンズって訳にはいかない...
Substitute・70
go to page

Click for getting more details about this entry.

read more

Substitute・70

-
「社長、こちらが大学からの報告書です」「・・・あぁ、すまんな」この頃、聖司は類の行動がこれまでと違う事に疑念を抱き、密かに調査させていた。昔はほぼなかった外泊が増えたこと、帰宅時間が遅いこと・・・それは息子に女性の存在を感じさせるには充分だった。でも類は恋愛に興味が無さそうに見えて逆に心配していたぐらいだ。1人の女性に熱を上げるほど情熱的な男には思えなかった。どちらかと言うと周りが相手を用意し、それに黙...