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いろはにほへと恋せよ乙女・157
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いろはにほへと恋せよ乙女・157

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お茶会は順調に進んでいった。私も何度か運ぶと草履で歩くのも慣れてきて、総二郎が続けてお茶を点てるからそのお茶碗を出すタイミングも判ってきた。半東さんの仕事は多いし、お客様達も心得てるみたいで私に話し掛ける人はそんなに居ない。動きを見られてる感はあるけど、今のところ粗相はしてないし何とか上手くやってる気分だった。総二郎もたまに小さな声で「サンキュ!」なんて言うし、私はお客様に見えないように袖の下でピ...
10年前のLOVE LETTER・3
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10年前のLOVE LETTER・3

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牧野に出会ったのは高等部の時だった。全然色気もねぇし胸もねぇし、寸胴で貧乏・・・どっから見ても俺達には似合わねぇ女だった。だから正直すげぇ意外だった。司と牧野が恋に落ちたなんて。あんなちんちくりんの何処がいいんだ?って理解出来ない。あんな野獣の何処がいいんだって不思議で仕方がない。嘘だろ、冗談だよな?って何度も揶揄ったけど、2人は真っ赤な顔して「何処が悪い!」と逆ギレしやがった。でも、気が付いたら俺...
Substitute・72
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Substitute・72

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「うわぁーーーっ!!」「お客様、お止めください!け、警察呼びますよ!」歌舞伎町の雑居ビルの地下・・・そこにある店で1人の男が気に入らない客を殴り、その客が倒れて店内に悲鳴があがった。従業員が必死に助け起こし、殴った男に目を向けるが、その男の方は罪悪感すら感じさせない冷酷な目で倒れている客を見下ろして笑っている。「・・・警察?呼べばいいだろ?その男が俺を睨んだから悪いんだよ」「睨んだって・・・目が合っただけじ...