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いろはにほへと恋せよ乙女・158
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いろはにほへと恋せよ乙女・158

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「若宗匠が自分を選ばなかったからと言ってみっともない真似をするでない!お前こそ下がりなさい!・・・うっ、ゴホッゴホッ!」 「大福餅のお爺ちゃんっ!大丈夫?!」 「牧野っ、なんて事を!!」お爺ちゃんが胸を押さえて踞ったから、それまで敬語だったのに病院の時のように話し掛けてしまった。でもまだちゃんと回復してないのなら大変だもの、お茶碗を総二郎に渡して、急いでお爺ちゃんの背中を摩った。咳き込むのが止まらなく...
Say Yes (4)
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Say Yes (4)

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ほらね・・・だから言ってるのに。国宝級の鈍感だって。俺の言葉で考え込んじゃって、珈琲に砂糖2つも入れちゃった。だからひと口飲んで「うえっ!」って叫んだけど、無意識のうちに入れたの自分だから。よくそれでお腹の贅肉を心配するよねって可笑しかった。で、聞かれたのならこっちも聞くしかない。俺も牧野に同じ質問をした。「あんた、恋人は?」って。そうしたら真顔で「勿論、いるわよ!」・・・そう言いながら小鼻がヒクヒクし...
Substitute・73
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Substitute・73

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7月になり梅雨が明けた。単位に問題のない類はもう卒業まで大学に行く必要もなく、日中の殆どをつくしが住むあきらのマンションで過ごしていた。つい先日も聖司に呼び出され、秋から始まる類専用のプログラムに従い新人研修を受けるように言われたばかりだ。それが鬱陶しくて余計に顔を合わせたくない。でも聖司にこのマンションを嗅ぎ付けられるのが嫌で、夜になると渋々自宅に戻っていた。つくしは以前に比べ少し元気がなくなっ...