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元カレには逆らえない・35
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元カレには逆らえない・35

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茶道教室の時間が迫ってきて、西の棟を出て裏口に向かった。その時に正面から来たのはさっき詩織にくっついていた使用人・・・俺を見てサッと隅に避け、軽く頭を下げた。「おい、詩織さんはどうした?」「詩織様ですか?先程北棟にご案内しましたら、そこからはお1人で様子を見たいと申されましたので」「あんな場所を1人で?」「はい。何があるのかはお話ししたのですが、このお屋敷の事を全部把握したいと申されました。ですから私...
Substitute・121
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Substitute・121

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類の話を聞き終えた誠二郎は無言のまま、身動き1つしなかった。驚くこともなく、表情も変えない・・・しかも興味が無さそうだ。むしろ聖司のほうがその反応の無さに驚き、初めて会う息子の顔を見詰めていた。「理解出来た?」類が視線を合わせることなく尋ねると、誠二郎も類とは別の方向に顔を傾け、頭の後ろで両腕組んだ。聞く前から変わらない横柄な態度に聖司の顔が曇る。・・・良子はこんな下品な育て方をしたのかと。そんな聖司の...