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元カノには敵わない・37
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元カノには敵わない・37

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午後からは京都支部主催の講演会が行われるホテルに出向き、そこでつくしはお袋の着物を着て俺の横に立った。確かに豪華な着物だったが最近のつくしはそれに負けない雰囲気を出せるようになり、黙っていれば何処かの令嬢のよう・・・だが、好奇心旺盛だから気が緩むと素に戻ってあどけない笑顔を見せる。その不安定さが逆に男ウケするから、俺の方が落ち着かない。・・・ほら、今もすぐそこの男がつくしを見た。だから俺はそっと肩に触れ...
星占いには騙されない(42)
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星占いには騙されない(42)

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嘘でしょーーーっ!!どうしてあんな場所で抱き合ってんの?!だから裏口だったの?!誰も居ないと思ったの?でもBMにとっては入り口・・・それも知らなかったの?信じられない~~~っ!!こんな近くで見たくなかったぁーっ!!更衣室に飛び込んではぁはぁと肩で息をする・・・そこで危うく心の声を叫ぶところだった。先輩達はそんな私を見て唖然・・・青木さんにも「大丈夫?」って言われたけど、今見た真実を話すわけにはいかない。引...
元カノには敵わない・36
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元カノには敵わない・36

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「言えばきっと必死になって仕事したと思う・・・だから嫌だったんだ」「・・・じゃあ私にも出来ると・・・思ってくれたの?」「出来ないと思った事でもやっちまう女だからな・・・それを今まで見てきたから」「・・・・・・・・・そ、そうなの?」そっと総二郎の腕を離して向かい合えば、彼はバツが悪そうに私から目を逸らせた。でも離したはずの手はすぐに繋がれて、少し頬を赤くした彼が敷かれた布団の場所までその状態で引っ張って行った。そこに向...
星占いには騙されない(41)
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星占いには騙されない(41)

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「ふあぁーーーっ!今日もいい天気ーーっ!」と、背伸びをして朝日を浴びる・・・でも、今日は専務が出勤出来るかどうかが心配だった。昨日、花沢邸を出てから勘だけでバス停を目指し、トボトボ歩いていたら大きな車が真横で止まった。その運転手さんは専務に出会った時に送ってくれた人で、「アパートまで送りますよ~」だって。正直言えばバス停までの道も曖昧だったから、好意に甘えてちゃっかり送ってもらった。『すみません、こ...
元カノには敵わない・35
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元カノには敵わない・35

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一乗寺での初めての夕飯、俺達の為にとズラリと並べられた京料理。つくしが大はしゃぎするかと思ったが何故か大人しくて、口数が少なかった。どうしたのかと尋ねてもぎこちなくニコッと笑うだけで何も言わない・・・婆様が一緒だったから目を向けたが、気付いてるクセに知らん顔された。「つくしさん、酒はどうじゃな?」「えっ?あっ・・・いえ、あまり強くないので・・・」「それでは口当たりの優しいものを用意させよう。少し飲んでごら...
星占いには騙されない(40)
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星占いには騙されない(40)

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「へぇ~!類の会社、ヤバくね?そんな虐めがあるんだ?」「そうなんです~。でも私が悪いんですけどね」「いいじゃん、こいつの顔を雑巾で拭くぐらい。みんなの前でキスした訳じゃないんだから」「・・・・・・キッ・・・そっ、そうですよね・・・」「・・・・・・・・・・・・」なんかおかしくない?口に出しては言わないけどさ・・・昨日の夜は本当に悲惨だったんだ、俺。多分ジャガイモのヤツだと思うんだけど、食べてから1時間もしないうちに腹がゴロゴ...
元カノには敵わない・34
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元カノには敵わない・34

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つくしと婆様が部屋を出ていったら先代と2人きり・・・親父よりは穏やかなこの人の雰囲気は相変わらずだ。それに自分の嫁さんとつくしをダブらせたのかもしれない。「お前も物好きだな」と言って含み笑いをされ、でもそれが嫌味でもなく、こっちも悪い気はしない・・・強いていえば婆様とつくしの喧しさは種類が違うし、婆様の方が数段上だ。先代は隠居して京都に住んでいるとは言え、宗家のことを知らない訳じゃない。東京の西村さんと...
星占いには騙されない(39)
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星占いには騙されない(39)

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一般人が住んでいるとは思えない、まるで「お宝」が詰まってるかのように見える洋館。玄関は縦にも横にも広くて、車のままでも入れそう・・・そう言ったら西門さんに大笑いされた。そして西門さんはここで帰るのかと思ったら、車から降りて一緒に玄関に・・・それにキョトンとしていたら「あんただけで入れてくれるほどセキュリティー甘くないから」だって。その言葉は数分後に判った。玄関が開けられると出て来た人は黒のスーツ着てて、...
元カノには敵わない・33
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元カノには敵わない・33

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昔から元気がよくて声がデカい人だったが、まさか玄関でいきなり出くわすと思わなかったから油断した・・・。おそらく俺が驚く事を期待して使用人にも出迎えに行かせず、こんな事をして遊んだんだろう。遠くから心配そうに覗いてる使用人の顔を見れば一目瞭然。そして相変わらず説教好き・・・名前ぐらい褒められたんだから素直に「ありがとう」って言えば丸く収るのに、どうしても波風立てなきゃ気が済まないのか?変わってねぇな、と思...
陽葵も抱っこして・・・(最終話)
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陽葵も抱っこして・・・(最終話)

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「・・・・・・・・・くしゅ!」・・・・・・あれ?ひま、寝ちゃったでしゅか?でも手はあったかいでしゅけど・・・・・・体がブルッとしたから目を開けたら、ひまの前には人がいる・・・・・・それ、父ちゃま?なんでここにひまが居るってわかったの?父ちゃまもひまの横でスゥスゥ寝てて、片っぽの手がひまの手を握ってたでしゅ。だからあったかかったんだ・・・?えーと・・・手をうごかしたら父ちゃま、起きちゃうでしゅか?どうしようかな・・・ってモゾモゾしたら...