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plumeria

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皆様、こんにちは~!plumeriaでございます。
突然ですが類君のSS★特別バージョンです!それでは、どうぞ~!


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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆




「今年の夏は暑かったよね」
「ホントだよねー!すっごく暑かったね、花沢類」

「……今年の冬は寒いのかな」
「どうだろ?冬だから当然寒いんじゃない?」

「俺、牧野がいたら寒くないかも…この冬からさ、ずっと一緒にいない?」
「……それって」


秋になってそんな話になって、牧野が泣きながら「うん!」って返事くれて晴れて恋人になったのは先月のこと。
内心ドキドキしてて掌に汗までかいてた俺は返事もらうまでの1分間が凄く長かった。

うん!の後にはホッとして、大学のキャンパス内だったのに牧野を思いっきり抱き締めて、その場でキスして怒られたっけ。
くすっ、だって最高に嬉しかったんだもん。


そんな俺達の初めてのデートの日…今日は10月17日。


待ち合わせしたのは牧野の希望で何故か有楽町駅前。
何でこんな所なのかわかんなかったけど場所なんてどうでもいいんだ。

なんたって初デート!これまでの友達としてのお出掛けじゃなくて恋人としてのデートなんだから。
ワクワクしながら約束の時間の30分も前からぼーっと駅前に立ってた。


まだかな…まだかな……まだかな。
くすっ、馬鹿だよね、俺。いつも会ってるのにさ。


そして約束の時間の3分前、通りの向こうから凄い勢いで走ってくる牧野を見つけた。
あんなに真っ赤な顔して髪を振り乱して、おまけに両手をブンブン振っちゃって。

そんなことして走ったら転けちゃうから急がなくていいのに…そう思った瞬間本当に転けたから驚いた。


「あいたたた、お待たせ~!花沢類、早いんだねぇ!」

「…ううん、今来たとこ。全然待ってないよ。って言うか大丈夫?あんた、本当にドジだよね…」

「あははは!大丈夫だよ!…じゃあ行こうか!」

「うん。牧野、今日は何処に行きたいの?」

「えっへへ!今日はね、ハロウィンジャンボ買いに行くんだよ!凄いでしょ?頑張ってバイトしたんだもん!」


え?ハロウィンジャンボ?……牧野が宝くじ?


「そんなのいらないでしょ?」
「なんで?」

「俺がいるじゃん」
「……」

「どうして買うの?そんなにお金がいるの?」
「いや、そういう意味じゃなくてね」

「じゃどういう意味?なんでハロウィンジャンボ買うの?」
「えっと、だから、その…夢を買うっていうか」

「えっ!夢って買うものなの?叶えるものじゃなくて?」
「あっ、だからそうなんだけど…」


牧野の説明だとこの先にある西銀座の販売所で、毎回1等ってのが多く出てるらしい。
だからわざわざそこで買うんだって。しかも今日ってのも意味があるんだとか。

「あっ、あのね販売期間中の大安の日が1日、7日、11日、17日、23日なの。
その中でもね、一粒万倍日って大安よりいい日があってね、それが7日と17日でしょ?
寅の日もいいんだけど、1日と13日なの。
でね、もう過ぎちゃった日もあるから今日の17日が1番いいのよ!」

「…俺との初デートは宝くじのために日にちと場所が決まったの?」

「…そ、そうかも」


…………。

なんでだろう…宝くじに負けた気がする。


そんなにも牧野の心を釘付けにしたの?あの1枚300円の紙が?
牧野はそんなに欲しいの?一生懸命働いたお金を使ってまで宝くじを買いたいの?

そんなに…そんなに?!


「牧野…何枚買うの?」
「えっとね、今回は奮発しようと思ってるの!」

「奮発?!何百枚買うの?!」
「え?…じゅ、10枚…かな?あっはは!」


10枚?……買うって10枚なの?!
それで牧野は夢を買うって気分になるの?

9000万枚の中から1等3億が9本、その前後賞が各1億円で18本。
それなのに10枚でどーするの!!当るわけないじゃん!!


「よくわかんないけどわかった…牧野がそう言うなら俺が行く!」
「は?花沢類、ど、どうするの?」

「いいよ。初デートの記念だと思えば安いもんだよ。販売所に残ってるもの全部買って来る!」
「ええっーっ!!ちょ、ちょっと、花沢類、待って!」


この後俺は西銀座まで走った。
少しでも早く行かなきゃ!牧野のために!


そしてゼィゼィいいながら販売所のお姉さんに向かって言った。

「残ってる宝くじ全部買う……いくら?」
「あっ、そのうちの10枚は私が払うね!」


「えっ!残ってるの全部ですか?2億5千万円ですけど?!お客様っ?!」

「カード、使える?」
「げ、現金のみです!」

「わかった。30分で届けさせる」
「あっ、ありがとうございましたー!!」


何故だろう……宝くじに勝った気がする♥



この後約83万枚のハロウィンジャンボ宝くじを花沢に届けさせて晴れて初デートに向かった。

「ねぇ、花沢類。3000円も臨時出費があったから公園のベンチで缶コーヒーでもいい?」

「…………うん」


宝くじに勝った気になり、ベンチで缶コーヒーを啜る。
初めてのデートも、考えてみれば一粒万倍日で、大安よりもイイ日らしいし?
牧野の弾ける笑顔も堪能出来たし♪空は青いし♪

─最高ーーー!!

ベンチの背凭れに体重を預けて、流れる雲を暫し眺めているウチに、ふと計算してしまった。
……………………あれ?


─9000万枚のウチの約83万枚って…


「………牧野……」

「ど、ど、どうしたの?そんな怖い顔して」

「……足りないんだ」
「行くよっ!」

「えっ!どこ?なに?」

「いいから走って!あと、宝くじが買えるのはどこ?」

「えっ、えっ、えっ?!」

「他人に買われたら、確率が下がる」


「えぇぇーーーー!!」


コレってそんなに叫ぶこと?
それより!


「ねぇ、販売所どこ?」

「ちょ、ちょっと待って、類!!」

「何?
早く買わないとその分確率が下がっちゃう」

「あのね、類。
ちょっと落ち着いて?」

「………」


俺よりあんたの方が落ちつきないと思うんだけど…?

がっしりと掴まれた腕には力がこもってるし、何その百面相?
睨んだり視線を外して宙を見上げたり、ぶんぶんと勢いよく顔を振ったり…。

まぁ見てて飽きないけどね♪

でも今はハロウィンジャンボを買いに行かないと!

「牧野」
「あのね、類!」

先を急ごうとする俺に牧野が言葉を重ねた。

「宝くじってみんなの夢なの。
類が全部買い占めちゃったら……買いに来た人ががっかりするでしょ?
だから…やめよう?」


だってあんたの夢でもあるんだよ?
それを俺が叶えてあげたいんじゃん!
そう言おうと思ってたのに、牧野は更に言葉を重ねて来た。


「また買い占めちゃうつもりでしょ?
もうたくさん買ったし、よく当たる販売所だから当たるかもしれないし……。

そ…それにね……。

えーと…その……」


必死で俺を止めようとしてたくせに、なんで急にそんなもじもじしてるの?
顔だって真っ赤じゃん。


「それに…何?」

黙ってようと思ったのに続く言葉が気になってついつい口にしてた。


「宝くじを買おうとしてるお金…。外れちゃったらなくなっちゃうんだよ?

無駄遣いはよくないけど……。
だったら…二人でいろんな所に遊びに行きたい……」

「俺と…?

二人で……?」

「………うん」


何それ……。
可愛すぎじゃない?


「分かった。
宝くじはもういいや。

どこ行きたい?」


「あっ私ね、美味しいお店調べて来たの!
そこに行きたい!」

「じゃ、行こっか♪」


やっぱり宝くじより俺だよね!
よかった♪



にこにこしながらスマホを出して店について話す牧野。


けど俺は全然別のことを考えてるんだよね。
もちろんこれから行く所も楽しみなんだけどさ。あんたと一緒だし。


でもね、牧野。

俺が宝くじに使おうとしてた金額分かってる?

くすっ。

ほんと楽しみだね♪♪





おしまい



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いかがでしたか?(笑)
謎の集団、「GPS」による「大安吉日」♥


事件(笑)は1週間ぐらい前に遡ります。

実はある日の夜、私は類君の更新を確認し、他のお話を書き進めておりました。
でも、とても眠たくなった・・・なので少し早いんですが寝ようと思ったんです。時間は12時半過ぎ。

ついクセでスマホを手に取りラインを確認したところ・・・何やら未読がある。
誰だろうと思って見たら、総ちゃん書きの某先輩。あら、なんだろう?と当然ここはメッセージを確認しますよね。


「この続き宜しく」
(・・・は?この続きって何?)

そこにはある類書きの先輩とのやりとりが書かれておりまして、

**

『タイトル・つくしちゃん、ハロウィンジャンボ買う!』

「そんなのいらないでしょ?」
「なんで?」
「俺がいるじゃん」


**

と、これだけ(笑)

待って?この続きって何?どうしてこんな事になったの?しかも・・・なんで私?

???が頭の中を駆け巡る・・・眠気なんてどっかに飛んでったので恐る恐るお返事してみることに。

P「あの~、これなんですか?」
G「あっ!見たぁ?うふふ~♥」

先輩のうふふ~♥ほど恐ろしいものはございません。

どうやらお2人がラインしてる間に楽しくなってこんなお題が浮かんだらしいのです。
それをご自分達で書かず(なんて失礼な言い方💦)に私に丸投げ。

P「えーと・・・刻んで書くんですか?」
G「プルちゃん、がっつり1話書いてもいいよ♥」
(いやいやいや、そうじゃなくてね?私はお2人の会話が全然わかんないんですけど?先輩っ!)

P「えーと、書いたらどうしたらいいんでしょうか?」
G「Sさんが待ってるから~♥」
(いやいやいや、いつもS様から私って順番だったでしょ?しかも3行の台詞だけじゃん?どうしたらいいの?)

P「えーと、この続きを・・・ですよね?」
G「前後に適当にくっつけていいから♥」
(おいおいおい!前後に?この3行の前後に?つまり出だしから書けと?)

P「わ、わかりました~💦」
G「待ってる~♥」
(・・・待ってるんだ!)


そういうわけで会話が終わったのが1時半・・・そこからお話を考え、朝になったら打ち込み、お昼過ぎにS様へ。

P「よくわからないけど書きました~♥」
S「早っ!!」


その日の夕方、今度はS様が「続いてみた♥」とお話を続けてくれたので「じゃあG様に送ろうか!」ってなりまして。
残念ながら「書かないよ~」と言っていたG様が夜、仕上げる羽目に(笑)

ただし、公開するとは思っていなかったので私は笑って終わっていたのですが・・・


G「公開する事にした!日にちは17日ね!」
S「画像作ってみた!名前はGPS!」
G「ねぇねぇ、”丸投げ隊”ってどう?」
S「”丸投げ戦隊”は?!」
G「プルちゃんに選んでもらおうか!」
S「うん!テンパり中のプルさん待ちね!」
(この日、類君のお話にミスを発見して修正にテンパり、会話に参加できませんでした)

P「・・・・・・”ま、丸投げ隊”で」


もしかしたら今後も活動するかも?丸投げ隊★GPS!!

さて、私以外のメンバーはわかりましたか?(笑)

総ちゃん書きなのに全然エロくない、G様!
類書きの中で断トツのギャップクィーン、S様!

お部屋に行くと違う裏話が読めるかも?


そして・・・現在隊員募集中・・・かも?!
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2018/10/17 (Wed) 11:55 | EDIT | REPLY |   
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2018/10/17 (Wed) 16:08 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

さとぴょん様、こんにちは。

笑ってくれてありがとう!!
もうねぇ・・・Gip様ってマジ楽しいでしょ?(笑)

よく遊んでいただいております。
何だか私と空さんが怖いって言ってるようだけど、私に言わせればGip様が1番怖いから!(笑)

超可愛らしく、恐ろしいものを置いて逃げるのよ!


「私は書かないから~♥」・・・そんなの許す訳がございません!!


え?この類君で?
Gip様に頼んでみてください・・・しかも私は隊長ではありませんっ!!(笑)
(普通隊長は無理矢理書かされないと思う・・・)


いつかまた、遊びたくなったら誰かが丸投げしてくるんだと思います。
さとぴょん様、入ってみる?(笑)




2018/10/17 (Wed) 17:07 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

まりぽん様、こんばんは!

あはは!笑っていただいてありがとうございます!

そうなんですよ・・・確か、つくしちゃんが引っ越しするぐらいのお話の時にこのラインが来たんですよ。
やっぱりお話が切ないときはリアルの生活も多少切ない気分になるんですが、この日はガクッ!と来ましたね(笑)

「今さ、うちの類君、超ブルーなんだけど・・・」

そう思いながらハロウィンジャンボを買う類君を書きました!


お義母さん、凄いですね!!

うちの母もそういう人ですよ。くじ運がいいんですよね!
私の娘も結構運のいい子で、今まで何かとくじを当ててます。宝くじじゃないんですけどね!


私はロトの1000円が最高かも💦

2018/10/18 (Thu) 00:07 | EDIT | REPLY |   

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