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「いやあぁーっ!これ上は無理っ!ダメダメ・・・苦しいーっ!」
「いや、もう少し絞ってくれ。やっぱりウエストは細い方がいいからな、胸がねぇんだから」

「はっ、はい!でも、宜しいのでしょうか?」

私のドレスを作るために、まずは体型補正からって総二郎が拷問のようなコルセットを作らせていた。そんなに太ってないのに、ただ括れがないだけなのに無理矢理人工的に凹凸を付けようとして!

下着メーカーの美人担当者が強力なパワーネットと紐でギューッと私の腰を絞る・・・!これ以上絞ったら息が出来ないと訴えても総二郎は腕組みを解かなかった。


「ちょっとぐらいいいじゃないの、幼児体型でも!誰もそんなの気にしないわよ!」
「俺が気になる。公式の場に出るんだから我慢は当然!全身の贅肉を胸に回せば何とか格好がつくだろう」

「何処に贅肉があるのよーっ!毎回私の身体見てもう少し太れっていうの、総二郎じゃないの!」
「・・・ここ、西門だけどいいのか?そんな大声出して」

「はっ・・・!」


真っ赤な顔して黙々と私の身体を締め付ける女性は「もうこのぐらいが限界です」と、汗をかきながら総二郎に言ってくれた。

それならって事でコルセットが出来上がって、今度はドレスの採寸。
ドレスを着た後のラインに響かないかどうかを見るためにってそのままの格好で担当者がバトンタッチ。今度も美人のお姉さんが綺麗なブルーのドレスを持って入ってきた。

「総二郎様ご希望のドレスですわ。こちらのお嬢様に・・・あら、相当な補正が必要でしょうか?」
「・・・ど、どういう意味ですか!」

「ささやかなお胸に頑張って作ったウエスト、それでもぺったんこのヒップ・・・総二郎様、いかがいたしましょう?」
「これが限界だそうだから仕方ねぇや」

「総二郎までっ!!」


総二郎が選んでくれたのは「瑠璃色」、専門的にはラピスラズリブルーという綺麗なブルーだった。
私の誕生石の中にラピスラズリが入ってるからだって嬉しそうに言われたけど、デザインが妙に色っぽい・・・胸元で布がクロスされててそこのV字カットが胸のない私には残酷なんだけど。

だから贅肉を胸に回せって言ったのね?と睨んだら、逆にニヤリと超セクシーな流し目をされて完全に負けた。

「やはり少しはパットを入れないと格好がつきませんけど・・・」
「いや、それは困る。脱がした時にパットが出てくるのってめっちゃテンションが下がるんだよな」

「はぁ・・・そうですか」


・・・何の話をしてるのよっ!!



それが終わったら家元夫人と志乃さんによる振袖選びが始まった。
今度は私が痩せてるからって身体にバスタオル巻かれて「もう少し太ったら?」と嘆かれた。

どうしろって言うのよ、この親子はっ!

「家元夫人、こちらなどはいかがでしょう?ゴールドシルクを使用しておりますから柔らかくてお裾捌きが楽じゃございません?牧野さんは着慣れてないでしょうからねぇ」
「そうねぇ、でもお色が濃くないかしら?お若いんだしもう少し華やかなものが良くない?」

「それでしたらこちらは?裂取りに牡丹や菊、橘・・・なかなか麗しい花の柄ですし、七宝や花亀甲などの古典紋様がふんだんに描かれてて手描き友禅らしさが素敵ですわ」
「あら、本当!これにしましょうか。他にはないかしら?」

「こちらは京友禅の巨匠M先生の最高傑作お振袖だそうですわ。大胆な構図とお色ですこと!」
「まぁっ!これもいいわねぇ・・・じゃあ、これも」

「・・・・・・」

「家元夫人、それでしたら帯はこちらの銀糸を使った西陣織はいかがでしょう?」
「いいわね、でもこちらの着物にはこのお色の方がいいわ」

「・・・・・・」


何のことだか全然わからないんだけど。
まるで自分の着物を選んでるかのような2人は何故か超ド派手な振袖を2枚、選んだみたい。いつ着るのか知らないんだけどこれを大至急仕立てて、総柄だけどちゃんと西門の紋を入れると言ってた。


後で聞いたら今日だけで私の着る物には2千万円以上かかったらしい・・・。



*************



「んっ・・・あっ、ダメ、総・・・もうダメだって」
「・・・何処が?始めたばかりじゃん?」

「やっ・・・今日疲れたもん、総二郎見てただけだからそんな事言って!」
「つくしの着替えシーンばっか見せられたからだろ?ほら・・・顔の位置が違うって」

「あっ・・・ん、もうっ・・・」


マンションのベッドの上・・・つくしの耳元でそう言うと甘い声を漏らしてるクセに俺から逃げようとする。
勿論逃がすわけはないけどキスしようとしたらわざと反対側に顔を向けるから、ムッとして追いかけてまでキスをする。

何度も口内に舌を入れて歯列を舐めたら観念したようにそれに応え始めた。
その途端、自分から身体を俺に寄せてくる・・・もう目が潤んで頬が紅潮し、俺の腕を掴む指先が熱い。つくしが艶っぽく変わる瞬間に毎度ゾクッとする・・・。


バスローブの上から胸を揉んでたらだんだん感じてくるのか足を絡ませてくる・・・それも実はすげぇ好きだったりする。
俺を欲しがってる・・・そう思える仕草だから。

「くくっ、なんで足が動いてんの?腰まで浮かしちゃって・・・もしかして我慢出来ない?」
「・・・そ、んなんじゃないもん・・・意地悪!」

「どうして欲しいか言えよ。つくしの好きなこと・・・お願いって言われてたらしてやるけど?」
「やだぁ、言わない・・・総二郎の馬鹿!」

「馬鹿?未来の旦那に馬鹿っつったな?」
「・・・未来なんて未定だもん・・・」


マジ可愛くないことを言う・・・そんなに昼間の事を根に持ってんのか?
怒ったような顔してるつくしの上に跨がるようにしてバスローブの襟をガバッと開いたら、まるでハジメテの時のように悲鳴をあげて胸を隠しやがった。

「なに隠してんだよ!もう何回も見てるって・・・そうじゃなくて、ほら・・・腕退けろ」
「そ、そんなにジロジロ見ないでよ!どうせ貧乳ですよ!」

「ははっ!だからさ、こうしてたらデッカくなるらしいぜ?」
「ひゃあぁん・・・!」


こいつの胸を両手でガシッと掴んで大きく揉みながらその頂をすげぇスローな動きで口に含む。
わざと舌を出して音までさせて、それをつくしの目を見ながらしてやる。

「つくし・・・お前も俺の事見てろ。顔、横に向けんなって・・・」
「えっ?やだ、そんな・・・」

「ちゃんとお前を愛してる俺を見ろって・・・な?」


そう言うと頬を真っ赤にさせて俺と目を合わせる。
その目・・・また妖艶な女の目になるから俺の方がゾクゾクして目を反らせなくなるって、こいつ・・・わかってねぇだろうな。


そのうちつくしの足が俺の身体を挟むように動き出して無言のまま強請り始める。

そのタイミングでニヤリとした俺は一気にこいつの中に入り込む。
途端、すげぇ矯声をあげながらつくしは俺を求めて手を伸ばし、自分からも腰を動かして感じる場所を探すようになった。


もっと欲しがれ、もっと強請れ・・・!
何処かが壊れちまいそうなほどこいつを愛したい!・・・そう心の中で叫びながらつくしの身体を抱き潰した。





「大丈夫か?1回しかシテねぇのにダウンか?」

布団に沈み込んでるつくしにミネラルウォーターのボトルを渡したらヨロヨロしながらひと口飲んだ。
そしてすぐにボトルを俺に戻して、その手はバタッと布団の上に落ちてった。


「はぁ、はぁ・・・はぁ、あ、あのさ・・・総二郎」
「・・・ん?なんだ?」

「ホントにこれ、胸がおっきくなるの?・・・はぁ、苦し・・・ってか、私、もっと痩せちゃう気がするんだけど」
「ははっ!違いねぇな!」




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2018/10/22 (Mon) 13:09 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

さとぴょん様、こんにちは。

ほほほほ、総ちゃん元気になって何よりです。

私も既に麻痺してきましたのでこの程度じゃ何も感じなくなりましたよ・・・。
慣れって怖いですよね。

いかんいかん(笑)
早く元通りにならなきゃ!

あ、お腹は元通りになりました♥

2018/10/22 (Mon) 14:09 | EDIT | REPLY |   
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2018/10/22 (Mon) 18:50 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

オレンジ****様、こんばんは。

あはは!そうなのですね。
マッサージ的なものと筋トレ的な違いでしょうか?(笑)

私も調べてはみたのですが相手にも関係あるみたいですよ。
好きな人なら効果はあるそうですけど、これもよくわかりませんね♥

もう訂正が出来ないのでここはお見逃し下さいませ。
情報ありがとうございました。

2018/10/22 (Mon) 19:47 | EDIT | REPLY |   

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