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都内の大きなプールに来たのは約束した日曜日。

桜子はダイナマイトボディをグラビアアイドル並みの際どいビキニ着てスケスケのラッシュガード・・・ハッキリ言って真横に立つのが嫌になるぐらい可愛かった。
歩く度に揺れる胸・・・1回でいいからそんな肩が懲るような胸を持ってみたいもんだって真剣に見てしまった。

「嫌だわ・・・そんなにジロジロ見るの、止めていただけません?私に言わせれば先輩の方が目立ってますわよ?」

「はっ?何処が?本当にあったんだもん、スクール水着!でも最近のスクール水着は結構お洒落だよ?紺色ってだけじゃん」

「だからって本当にそれを着れる神経の太さには脱帽ですわ!あんまり寄らないでくださる?友達と思われるじゃありませんか!」

「失礼ねぇっ!友達でしょ?」


スクール水着って言っても上からラッシュガード着るんだから見えないじゃん?
当然来ているピエール・・・この人には水着の好き嫌いはないのか、今日も私の横から離れなかったけど。

・・・って言うか、色白すぎ。花沢類でももう少し肌色してると思うんだけど、流石生粋の白色人種、周囲の男性に比べて一際その白さが目立ってた。

「ツクシ、今日も可愛いね!ねぇ、何処にあるの?滑るヤツ?」
「可愛いって・・・どう見てもその反対でしょうが!で、ウォータースライダーはあの向こうよ。上がり口が3箇所あって、こっちが1人用で向こうが2人用。2人用のは専用ボートに乗るのよ」

「じゃ、向こうに行こう?ツクシ!」
「はっ?!なんで私があんたと滑るのよ!」

「ピ、ピエール!私もいるから仲間はずれにしないでっ!ね?」

キョロキョロと何かを探してる桜子の不思議な行動に頭を傾げたけど、久しぶりのプールだし!って事で日頃のモヤモヤを吹き飛ばそうと色んなプールに入って遊んだ。
こんな事で気が晴れるのかって言われると・・・それも疑問だったけど。


ここに西門さんと来るんなら張り切って水着・・・買いに行ったのにな。
桜子みたいなのは勇気出ないけど、もう少し控えめで可愛いの・・・彼のために選んだのにな。


「何考えてるの?ツクシ、早くアレに乗ろう!」
「えっ?あぁ、はいはい!」

あんまりピエールが五月蠅いからスライダーに向かい、「絶対にこれに乗る!」って子供のように駄々を捏ねるから仕方なく2人乗りの方に並んだ。

周りは親子か恋人だらけ。
特に恋人はイチャイチャしてて目のやり場に困る・・・少し前の人なんて平気で腰というかお尻なんて触ってるし、すぐ後ろの人は彼女の胸を突いてるし。
そんなの誰もいないところでしなさいよっ!ってムカッとしながら長蛇の列に並んで、やっと私達の番になった。

「お客様、危ないのでラッシュガードは脱いでください。何処かに引っ掛かるといけないので」
「えっ!着てちゃダメなの?」

「そういう決まりですので」

仕方なくラッシュガード脱いだら・・・多分スクール水着ってバレるよね?って思った瞬間、係員に笑われた。
そして2人乗りのボートに乗ろうとしたらピエールが私の後ろから身体を押し付けてきて・・・それにドキッとして思わず避けてしまった。

「ピエール!ここは私と先輩が一緒に滑りますから、あなたは私達の上着を持って下に降りてちょうだい」
「えぇっ!そんなっ・・・俺はツクシと乗りたくて・・・」

「ごめんね、ピエール。桜子と乗るね!下でまた一緒に泳ごう?」


そして若干小さめな私が前で桜子が後ろ。桜子のボリューム満点の胸をクッション代わりにしてスライダーを滑り降りた!


「きゃああぁーっ!怖い~!!いやぁあーーっ!」
「抱きつかないで、桜子ーっ!!胸が気持ち悪いーっ!!」



******************



別に気になったわけじゃねぇ・・・。
そうじゃねぇが、金髪野郎にだけは負けたくねぇ・・・って負けるも勝つもないんだが。

牧野があの男に連れられてプールに行くってだけでイライラする。
この俺がこんな所に隠れて覗き見るのも癪だが、聞いてしまったのに無視も出来ずにプールの隅にある植木に隠れてあの3人を探していた。


「あの~、もしかして1人なら一緒に泳ぎません?」
「水着着てないんですかぁ?」

「・・・悪いが刺青いれずみがあって泳げねぇんだ。向こう行ってな」

「「きゃっ、行こ!」」


俺ほどの男になると物陰に居ても目立つのか、これまでに何度も声を掛けられている。その度にサングラスも外さすに低めの声で機嫌の悪い話し方をして撃退。クソ暑いのになんでこんなことしてんだ?俺・・・。

マジで自分に呆れていたらあの男と桜子を発見した!


「あれ?つくしは何処だ?」

よーく見たら2人の間にもう1人・・・ラッシュガード着てるからよくわかんねぇけど子供みたいな水着の女がいて、桜子が身体を退かしたら顔が見えた。

「なんだ!あいつ・・・なんでそんな色気のねぇ水着で・・・って、いや、それでいいのか?」

ビキニラインが真っ直ぐ・・・それってスクール水着ってヤツじゃねぇの?
あまりにも衝撃的な光景で逆に可笑しくなった。くくっ・・・相変わらず面白い女だ。

その後もしばらく見ていたら子供みたいにプールの中で遊んでいた。


その笑顔・・・去年は俺に向けてたのにな。
俺がいなくてもお前はそんなに笑えんのかよ・・・まさか、その男の方がいいとかねぇよな?


つくし・・・お前の中にホントにもう俺は居ねぇのかよ。


しばらくしたら3人はウォータースライダーの入り口に入って行った。
そこはカップル仕様の2人乗り・・・後ろのヤツが前のヤツを抱き締めて乗れるヤツじゃね?

まさかあの男がつくしを抱き締めて降りてくる気か!そう思って少しだけ身を乗り出して見ていたら・・・スクール水着を抱き締めていたのは桜子だった。


「はっ・・・アホらし!」


1番阿呆なのは俺だろうけど、ここまで見届けたらプールを出た。
あの様子じゃまだ金髪野郎とはなんでもねぇよな?

久しぶりに見たつくしの笑顔は・・・すげぇ眩しかった。



****************


<side桜子・更衣室にて>

西門さん、やっぱり見に来ていましたわね?
先輩は鈍感ですから気が付かなかったようですけど。
木の陰から見える足だけでわかりましたし、そこにあれだけの女の子が寄っていくんですもの。私、先輩がそれに気がつかないようにするの、大変でしたのよ?

「うわっ、桜子、今日も可愛くしちゃって。今からデートなの?」
「うふふ、そうですわ。恋人が待ってるんですもの、可愛くするのは当たり前でしょ?」

「当たり前?・・・普通じゃいけないの?」

先輩・・・そろそろ先輩にも男性の気持ちをわかっていただかないといけませんわね。ご自分にも少しは原因があるんです。いつでも何処でも有りの儘でって言うのはちょっと違うんですのよ?


「今日はね、彼のお誕生日なんですの。特別な日には特にお洒落して私の本気を見て欲しいでしょ?」
「桜子の・・・本気?」

「そうですわ。あなたのためにお洒落したのよって言う部分は感じて欲しいし、男性もそれを喜ぶんです。自分のために努力してくれたんだなぁって・・・先輩も付き合っていた時にはそうじゃありませんでした?」

「えっ?わ・・・私はそんなに変わってないかも・・・でも、総・・・あの人も私の状況を理解してたから・・・」

「理解してるのと本心にはズレがあって当然でしょう?私だって『いつもの桜子でいいよ』って言ってもらえますけど、頑張ったのを見るとそりゃ嬉しそうですもの!その後の行為も当然燃え上がりますわ!あら、失礼・・・」


先輩、考え込みましたね?そうなんです・・・先輩はいつでも何処でもバイト帰りのままなんです。
それでは西門さんもちょっと寂しくなるんですよ?男は自分のために可愛くなろうとする女性を全力で守りたくなるものなんです。

さて・・・そろそろ次の作戦に移りましょうか。


「先輩、今年のクリスマス目指して新しいバイトしません?時給はお団子屋さんの5倍はありますわ。そして全身を磨いて素敵な男性を探しましょ?」

「5倍っ?!いや、桜子、でも・・・」

「いいじゃありませんか!この夏から始めますわよ、クリスマスまでなんてあっという間ですわ!」




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2018/12/21 (Fri) 16:44 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

ビオラ様 こんばんは。

中学じゃないですか?英徳に水泳の授業はなさそうです・・・よね?(笑)

うんうん、スレンダーですから着れるんですよ。
胸の成長は止まってると思いますから。

最近のスクール水着は昔と違って、下はスパッツになってるセパレート型が多いですよね。
うちの娘の学校は胸にパット入れないといけませんでしたよ。
男の子も勿論・・・よくわからないけど露骨にわからないようなサポーターみたいなの入れるって言ってました。

で、高校になると水泳は希望者のみで女の子はやらない学校もあるんですって。

時代ですかね・・・。

ふふふ、桜子ちゃん(笑)
二次を読み始めて大好きになった人です。絶対に類にも総ちゃんにも絡まないので好きです!!(爆)
あきら君とくっついてるお話しは読んだことがありますけどね。


2018/12/21 (Fri) 19:49 | EDIT | REPLY |   

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