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控え室に戻ったらそこにはもう両親の姿はなかった。
浩司もせっかく東京まで来てるんだ。花沢の関連会社役員が勢揃いしているこのパーティーで、五十嵐をアピールするチャンスだから会場に居るんだろう。


「類は行かなくていいの?」
「うん、牧野の方が大事だから。大丈夫、父さん達も判ってくれるよ」

「・・・ごめんね?」
「それ、聞き飽きた」

もう部屋だから顔を上げてる牧野とコツンと額を合わせると、クスッと2人で笑った。


取り敢えず牧野は足の傷の手当てを、と思ってフロントに連絡をして応急処置のセットだけ持ってこさせた。
「私がしましょうか?」と言うコンシェルジュの申し出は断わって、前の時みたいに俺が手当する・・・牧野もその方がいいと言って恥ずかしそうに素足になって俺の前に出してる。

ドレスの裾を膝まであげてるから、それも着替えさせようと思って持ってきた荷物から牧野のワンピースを出した。

「あっ、あのさ、立てないわけじゃないから自分で着替える!」
「え?着替えさせてあげるのに。どうせ後ろファスナーだよ?自分で出来る?」

「出来るってば!あっ・・・やんっ!」
「ここ触るの、俺の役目だから」

ドレスのファスナーを降ろしたら白い背中が露わになって、そこにチュってキスしたらすっごい悲鳴を上げてる。もう会場にも戻らないから髪も解いて「先にお風呂に入ろう?」って言えばコクンと頷いた。


「でっ、でも、この後お父様達と会うんだよね?」
「うん、もうすぐしたらパーティーが終るから急がなくっちゃ」

「へ?何を急ぐの?」
「・・・何をって、そりゃこういうことでしょ?」


ファスナーを降ろして緩んだドレスの前側を両手で押さえ込んで真っ赤な顔してる。そんな牧野を見下ろしながら俺がタキシードの上着を脱いでタイを外したら、今度はその目が落ちそうなぐらい大きくなった。
「きゃああぁーっ!何考えてんの!こんな時に!」ってドレスで顔を隠してる間に俺が着ていたものは全部脱ぎ捨てて、牧野からもドレスを剥ぎ取ってバスルームに抱きかかえて向かった。



ザーーーっとシャワーの流れる音の中、牧野を壁に押さえ込んでキスをした。

2人の身体には湯が掛かって、その湯気で息苦しいぐらい・・・それでも離すことが出来なくて何度も牧野の口内に舌を入れ込んで舐め回した。

すぐに主張してくる胸の先を指で弄ってると甘い声がバスルームに響いて、俺の腰骨の辺りを無意識のうちに引き寄せてる。少し唇を離して目を見つめると半分しか開いてなくてトロンとしてる。
牧野もこうしたかったのかな・・・そう思ったら嬉しくなった。

やっぱり・・・もう離せない。


「足・・・痛い?挫いた訳じゃないよね?」
「うん、擦り剥いたとこが少しだけ痛いけど・・・でも大丈夫。類・・・やめちゃヤだ・・・」

「くすっ、止めるわけないじゃん。後で手当するから・・・ね」
「・・・ん」

また唇を重ねて今度は片手を胸から真っ直ぐ下に伸ばした。
湯が流れる身体の上を俺の指が這っていき、茂みを掻き分け湯とは違う熱さの中を探っていく。指腹でその花唇を擦りあげるように動かすと腰をビクッと浮かせ、重ねた唇からは甘い声が漏れた。

シャワーの音で俺の指が牧野を掻き乱す音は聞こえない・・・だけど、その快感でどんどん身体をくねらせて足がモゾモゾと動いて俺を急かしてる。

少し前まで必死になって閉じようとしてばかりだったのに・・・今日はそうやって強請るんだね?


「牧野・・・壁の方に向いて?」
「え?・・・こう?」

「ん、後ろから挿れてあげる・・・そのまま立ってて」
「えっ、あっ・・・ああっ!はぁっ・・・!」

少しだけ腰を引いて足を開かせて、そのまま牧野の中に自分のモノを挿れ込み、ゆっくりと最奥までねじ込んだ。
毎日愛してるからだろうけど牧野のソコはすんなり俺を受け入れて、腰を動かす度に蜜をたっぷり含んだ膣壁が凄い力で締め付けてくる。

濡れた壁に手をついて、そこに顔までくっつけて小さな肩を震わせ、俺はそれを見ながら細い腰を抱えてガンガンと何度も打ち付けた。飛び散っているのは湯なのか汗なのか、それとも牧野の愛液なのか・・・この時は流石にシャワーとは違う卑猥な音が響いた。

まるで助けを求めるように振り向いて、腕を俺の方に伸ばしてくる。
その腕を掴むと牧野は両方の手を壁から離して身体を弓なりに反らせ、揺れる胸を後ろから掴んで揉み拉くと、艶美な矯声がバスルームに反響して余計に俺達を興奮させた。


それはさっき車で膝を抱えていた子とは思えない婀娜やかなもの・・・バスルームの湿った空気と霞んだ光の中で、俺はまるで何かに取り憑かれたかのように夢中で牧野の中を突き上げた。

「類、る・・・いっ、もうダメ、もう・・・っ!」
「はぁッ、もう俺もヤバい・・・くっ、牧野、イクよ!」

「はぁはぁっ・・・類、あぁっ!!」


最後にグッ!と最奥を突き上げ、その後牧野の身体に白濁したものを出した・・・それが湯と共に流れていって、荒い息が治まるまで抱き合ってその場に座り込んでた。



**



「はい・・・じゃ、消毒液かけるよ?少し染みるかも・・・」
「うん・・・ひゃぁあん!!」

「くすっ、可愛い声だね」
「だってぇ・・・!」

バスルームから出たら普通の服に着替えさせてソファーに座らせ、そこで足先に出来た傷の手当てをした。
踵の上の方を両足とも、それに左足の小指と右足の親指・・・見事にマメが潰れて皮まで剥がしてる。そこに消毒液をかけて抗菌効果のあるステロイド軟膏を塗った。あとは傷を擦らないように絆創膏を何枚も貼って処置は終わり。

ヒールが履けないから「ここを出るときも抱っこだね」って言うと真っ赤になって嫌がってた。


その時、ドアをノックする音が聞こえて牧野が急にビクッとした。

「大丈夫。父さん達があいつなんて連れて来ないから」
「・・・う、うん」


そしてドアまで行って開けたら、やっぱり父さんと母さんだけだった。
勿論2人共正装のままだからパーティーが終って全員が帰った直後なんだろう。

既に私服に着替えていた俺を見て「暢気ねぇ!」って母さんは怒ってたけど、すぐにソファーに座っていた牧野の元に走り寄った。

「つくしちゃん!ダメじゃないの、勝手に逃げちゃ・・・心配したのよ?」
「おぉ、無事で良かった!」

「・・・ご心配かけてすみません。私、怖くなってしまって」

「話は殆ど浩司君から聞いたわ。あなたの口からも色々と話してもらわないといけないけど・・・あら?怪我でもしたの?」

「あの靴で走ったから酷い靴ずれ起こして出血したんだ。会場にも戻る気がなかったから着替えて手当てしたとこ」


両親が揃ってから、俺と牧野は2人で嘘をついていたことを謝った。
そして今はお互いに愛し合ってること、将来を誓い合ったことを話した。
牧野はこれまでの宮崎での不思議な生活の事、瀧野瀬での仕事について、自分が不正な取引の手伝いをさせられていたんじゃないかと不安を持っていたことを話した。

「・・・私はとにかく人と接触してはいけないと言われ、何処にも出してもらえませんでした。お買い物も遊びにも、勿論婚約者がいましたから恋愛も禁止。そんな生活に疑問を持っても誰も私の話なんて聞いてくれませんでした。
だから私の相手は1台のパソコンだけ。それが嫌で宮崎を飛び出して東京に来ました。その時、お金もなくてアルバイトしようと思って変な人に掴まって・・・」

「まぁ!大丈夫だったの?何処にも連れて行かれなかった?」

「はい・・・隙を見て逃げ出して、その時に助けてくれたのが偶然その道を歩いていた類なんです。何処にも行くところがないって言ったら自分の家に来いって言ってくれました。その後は類がお話しした通りです。
すぐに出ていくつもりだったんですが、花沢のお屋敷は楽しくて・・・でも本当は自分の家も気になっていました。帰りたいと思ったこともあるけど、帰ったら2度と出してもらえないような気がして出来なかった・・・」

「・・・可哀想に・・・自分の家が辛かっただなんて」

「はい・・・でも、嫌いじゃないんです。お爺様もお父様もお母様も私の大事な家族です。浩司さんとの事だけは嫌だけど、もし、私のしていたことが不正ならそれを止めさせたい。そして私を自由にして欲しい・・・類と一緒に居たいんです」

「・・・わかった。つくしちゃん、今日は疲れただろうからとにかく休もう。浩司にはまたこちらから連絡するから、瀧野瀬家にも君の所在については花沢家だと連絡するように伝えておいた。それで良かったかな?隠す事も出来ないからね・・・。
そして類との事だが私達は反対はしない。しないがつくしちゃんが正式に婚約解消するまでは公の場への同席は控えよう。それは2人共我慢しなさい。問題が大きくなってからでは遅いからな」

「判った」
「はい、判りました」


母さんは出て行く前に牧野の手を握って「みんなで頑張りましょう!」って笑っていた。


全部を話した牧野は安心したのか、ポロポロ涙を溢して父さんと母さんに抱きついてた。
まるでホントに親子みたいに。




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2019/01/23 (Wed) 08:02 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

ビオラ様、こんにちは。

お気遣いありがとうございます♡病院でお薬もらってきました。
でもこの時期の病院は逆に怖いですよね💦
今日もインフルの人が2人いました。部屋は分けでますけどね・・・。

そうなんですよ~・・・寝ようと思ったら咳がね・・・。
ただでさえ夜型人間なのに深夜に咳するから旦那に怒られております・・・。
夜の方がお話し進むんですもの・・・昼間は出来ないし。


類君、クリスマスから弾けてしまったようで(笑)
いやいや、そんな事してないで早く解決しなきゃ!ですよね(笑)

2019/01/23 (Wed) 17:31 | EDIT | REPLY |   
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2019/01/23 (Wed) 18:00 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

カワウソ様、こんばんは!

ご訪問&コメントありがとうございます♡

はい!今回はプチコメディですのでこの先もドシリアスにはなりませんよ~!
ほんのちょっと類君が真面目になるぐらいですかね・・・今は類君、羽目を外してばっかりですので!

類パパも類ママもこの調子のままです♪

お話しはラストに近くなりました。最後までどうぞのんびりお付き合い下さいね♡

2019/01/23 (Wed) 23:30 | EDIT | REPLY |   

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