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何だか寝不足気味の朝陽を連れて帰って、俺の執務室で2人きり。
こいつを正面に置いて腕組みをした。


「朝陽、ちゃんと出来たか?」
「アサヒ、イイコ!アサヒ、ガンバル!」

「よし!じゃあ言ってみろ!」
「……ピィ!」

急に男前な顔付きをした朝陽にズッコケそうになった!

「朝陽、そこで類の顔マネはしなくていい!台詞だ、台詞!!」
「…ピィ?!」


そう、俺が頼んだのは「つくしちゃんの台詞じゃなくて類の台詞を覚えてこい!」だった。
普通インコ・オウム類は男の声だとあんまり言葉を覚えないんだけど、ここは朝陽の能力を信じての「頼み事」だった。


「……ツクシ、カワイイネ。モット、ヒロゲテゴラン❤オレノモ、オネガイ❤アッ、キモチイイヨ❤ジョウズニナッタネ❤」

「……類、お前ってヤツは。続けろ、朝陽」


「…スゴイネ、コンナニアフレテ❤ドコガイイノ?ココ?❤モウイッカイイレルヨ❤」

「……何回やったんだ?そんなに体力あんのかよ、あいつ。他は?朝陽」


「ツクシ、モットコエ、キカセテ❤アマイノ、モットチョウダイ❤……ピィ」

「……良く強請るんだな、類。もうないのか?朝陽


「ツクシ!イケッ!!イッショニ、イクヨッ!!ピィーー!!」

「お前がイッてどうすんだよ!
よし…でもいいだろう!頑張ったな、朝陽、ご苦労さん!」



さてと……じゃあ今度は朝陽を司とあきらんとこに行かせるか!


俺はこの言葉を覚えた朝陽を道明寺城と美作城に向かわせた。
あいつら、どうするかな~♪



次の日、怒り狂った司とあきらが花沢城に向かったのは言うまでもない。



***


バタバタと廊下が騒がしくなる

また?
今度は何?
と、思っていると、類の執務室がバタンと開いた!

「おい! 類!」
「お前なぁ!」

そこには目を釣り上げた司とあきら

「なに?」
「お前なぁ、総二郎の鳥に何を覚えさせてんだよ!」

「鳥?」
「しらばっくれるなよ! あの鳥がだな、なんか////エロい////事をだな////」

エロい事?
それって朝陽の事?
もしかして総二郎のやつ、朝陽を司とあきらの所へも行かせたわけ?
そこで、俺達のリアルな愛の営みを聞いた訳?

「それが何?」
「何じゃねえだろ? あの鳥がそんな言葉を覚えるぐらい、やりまくってんのか?」

「だから?」
「だから?じゃねぇだろ!」

怒りモードの二人に対し、類は深いため息を一つ吐く

「あのさぁ、言っておくけど、つくしは俺の妻! しかも深〜く愛し合ってる。 そういう行為も普通の事だろ?」

二人はぐうの音も出ない

「でっ、でも! 何も鳥に覚えさせる事ねぇだろ?」
「じゃあ、お前らも次々動物を連れてくるなよ! あの鳥だって、勝手に寝室に入って勝手に覚えただけだろ? 文句を言うなら、あの鳥をこの城に寄越した総二郎に言えば?」

本当は、わざと寝室に入れたのだが、そんな事を言う類ではない
ここぞとばかりに至極尤もな事を言い、二人を黙らせる

案の定、二人の怒りの矛先が変わってくる

確かに…
類に文句を言うのはお門違いだ
一応…取り敢えず今は類の妻
夜はアレやコレ❤
甘い一夜を過ごしていても不思議ではない

ただ…
その事実をリアルに知ってしまい、かなりショックを受けた
毎晩、あんなに激しい❤をやっているのか?
毎晩、咥えさせて…蜜をすすって…挿入しまくって…イカせまくって……

羨ましい…
かなり、羨ましい…

今まで想像上でしかなかった夜の営みが、リアルに想像できてショックだった!
それもこれも…
総二郎があんな変な鳥を俺達の城に寄越したばかりに…

類の思惑通り、怒りの矛先は総二郎に向かう

「そうだな! 取り敢えず今は類の妻だしな!」
「夜もまあ、夫婦なら仕方ないよな!」

「取り敢えず? 言っとくけど、未来永劫俺の妻だから! お前らの出る幕はない!」

「「ぐっ!」」

再び言葉に詰まる司とあきら

「取り敢えず、今はそう言うことにしてやる!」
「じゃ、お邪魔したな」

二人はそそくさと類の執務室を出る
すると、つくしが丁度お茶を持ってきた

「あれ? もう帰るの?」
「あっ、あぁ///」
「まあな」

二人は今までと違い、つくしの顔がまともに見れない

あの鳥の言葉が脳裏に浮かぶからだ

『ツクシ、モットヒロゲテ❤』
『アマイ、ミツ、イッパイナガレテル❤』
『オレノモ、オネガイ❤アッ、キモチイイ❤』
『イレルヨ❤イッパイ、ツイテアゲル❤』

勝手に膨らむ下半身
二人は、前傾姿勢になりながら、、

「お前も、程々にしろよ」
「体がもたねぇだろ?」

その言葉に、つくしはキョトンとする
そして笑顔で告げた

「大丈夫! 体力に自信あるし、好きだから❤」

えっ!という表情をした後、ガックリと項垂れる二人

「そっか、そうだよな」
「分かっていたんだけどよ、知りたくなかったと言うか」
と、ブツブツ言いながら花沢城を後にする

つくしは、その二人の後ろ姿を見ながら、、

「何かあったのかな?
今日は動物を連れてきていないし、、
あたしなら体力あるし、動物が大好きだからお世話もバッチリするんだけどな?」

と、ポツリと呟いた


司とあきらは、その足で西門城へ向かう
怒りの矛先は既に総二郎に向けられていた



***


「総二郎様っ!!総二郎様ーっ!!」

遠くからすっげぇデカい声で叫んでるのは秘書、山西。
どっかからの襲撃か?と思ったが特別揉め事なんて起こしてねぇし?

執務室の椅子の背凭れには朝陽。こいつもビビって俺の肩に降りてきた。


「総二郎様!!大変でございますっ!」
「どうした?誰が来たんだ?」

「そ、それが道明寺様と美作様が凄い形相でお城の中に入ってこられまして、ただいま門番がお引き留めを……!
あぁーっ!!来られました!総二郎様、如何致しましょうっ!!」

「…………」


司とあきらが?
はぁ……って事は類が開き直ったな?
『夫が妻を愛して何が悪い!悪いのは盗聴させた総二郎だろう』……って感じか?

くそっ、期待外れだったな~!
一発張り倒すぐらいしてくれれば良かったのに。


「……朝陽、頼み事がある」
「……ピィ?」

「忘れろと言った事を忘れろ。今度は思い出せ!」
「ピッ?!!」

「いいか?大好きな総ちゃんの頼み事だ。しっかりやれよ、朝陽」
「……ピ、ピィ……」

狼狽えている朝陽を肩に乗せたまま司達を待っていたら、2人はドアを蹴破る勢いで入ってきた。


「総二郎!!てめぇ、なんて事すんだっ!!」
「やっていい事と悪い事があるだろうっ!!」


「そんなに怒んなよ~、冗談だろ?冗談!」


「冗談で済むかっ!馬鹿野郎っ!!」
「仕事が手に付かないじゃないかっ!!」


「落ち着け!その代わりいいもの聞かせてやるから。
朝陽、出番だ」


「……ピィ!」


この後、隣の部屋に司とあきらと朝陽を閉じ込め、朝陽が最初に覚えた言葉を聞かせてやった。
その時に2人の悲鳴が城中に響き渡った。

俺は数日間、毎朝それを聞いたんだ……ふんっ!!



この出来事で1番の被害者は総二郎なのか?司&あきらなのか?

もしかしたら朝陽……なのか。


1番楽しかったのは類だという事だけは間違いない。




おしまい♪



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皆様、こんばんは~!楽しんでいただけましたか?
たまにはこんな花沢城も・・・いいでしょ?♥

りおりお様、どうもありがとうございました♥

もし「私もっ!!」と言う勇者がおられましたら、どうぞコメント欄にお話し送ってくださいませ(笑)
丸投げ隊がガシッ!と受け止め、ポーン!とぶん投げてお話しを完成させたいと思います!!
(ホントか?)
(2人には何も相談してないけど💦)


それでは、また来週、いつもの火曜日にお会いしましょう♥


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Comments 8

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2019/03/27 (Wed) 18:59 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

震える女様(・・・・・・・・・・・・)こんばんは。

あっはは!!笑っていただけて嬉しいわ~♥

1つ聞いていいですか?私が書いた部分って判るの?
朝陽が言ったつくしちゃんの台詞はりお様ですが、類君の台詞は私・・・それってわかるものなの?(笑)

ほぼほぼ総ちゃんと朝陽の会話は私だけど(笑)


で、そんな古い話はしちゃダメ!!(爆)

マジ、消したいぐらい恥ずかしい過去なんですから!!
よく書いたよねぇ・・・ホラーもコメディーも。自分でも驚きです。

穴があったら入る前に落ちると思うけど、そんな気分ですわ・・・。


多分、りお様は思い付いたらまた来ると思うんです。
花沢城物語は特別編でしかRがないから、その時をお楽しみに~♥

2019/03/28 (Thu) 00:32 | EDIT | REPLY |   
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2019/03/28 (Thu) 05:59 | EDIT | REPLY |   
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2019/03/28 (Thu) 09:36 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: こんにちは。

tc様、こんにちは。

初めまして♥ご訪問&コメントありがとうございます。

楽しみにしていただけて嬉しいです♥
そしてご質問の件ですが、待機中・・・と言う事で宜しいでしょうか(笑)

その場のノリで書いておりますので、特に避けている訳ではなく(笑)
むしろ調べることに楽しみがある訳でして。

この先も驚くような子が沢山出てきますので、好き嫌いもあるでしょうが楽しんでいただけたらと思います♥
週に1度の更新ですのでどうぞ気長にお待ちくださいませ。

応援コメント、本当にありがとうございました。
S様、G様にもお伝えしています。これからも宜しくお願い致します。

2019/03/28 (Thu) 11:28 | EDIT | REPLY |   
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2019/03/28 (Thu) 11:31 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

ビオラ様、こんにちは。

あははは!だってりお様がお見えになったら・・・ねぇ♥
こうなっちゃうんですよ💦

私達の方が吃驚したんですから!
「この先もあるんじゃないの?」って3人でビビっています(笑)

ほぼ、りお様と私でしたけど・・・怖いですよね💦
どうにかしてG様とS様にR書いてもらいたいんですけど、このお二人・・・そういう時だけ逃げ足速いんですよ(笑)

まぁ、たまにはいいか?って事で♥
笑っていただけて良かったです~!ありがとうございました!

2019/03/28 (Thu) 11:33 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

夢見る女様(勝手に変えてるw) こんにちは。

爆笑っ!!

判るっ!!判るわぁ~💦
私なんか最近見たのはるいかさんに贈った話の総ちゃんだった(笑)

今までも結構見ましたよ。
バイオリン弾く夢とか、着物着た夢とか、書けなくて魘される夢とか(笑)


そうかぁ、判らないもんなんですね。
今度から私の書いたところはカタカナにしようかな(笑)
読みにくい?あはは!

お答え頂いてありがとうございました♥

2019/03/28 (Thu) 13:35 | EDIT | REPLY |   

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