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plumeria

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「・・・うん、俺・・・先輩の事、好きだから」

「・・・・・・・・・えっ!そ、そそ、そんなっ!」
「だから負けたくないんっすよ・・・あなたに」

「はっ?私に?」


私に負けたくないってどういう事?私、誰にも勝ってないと思うんだけど。それに花沢類の話をしてたよね?
花沢類が私を好き・・・この人と花沢類は音楽仲間・・・そしてこの人は先輩が好き、そして私には負けたくない?

「・・・・・・・・・」
「でも勝てそうな気がする・・・うん、俺、自信ついたっす」

「そお?それなら・・・良かったね」


香坂君の日本語が理解出来ない・・・暫く見つめ合ったまま黙っていた。


そうしたらパタパタと看護師さんが談話室に入ってきてキョロキョロ見回した。そして呼ばれたのは・・・

「すみませーん!ここに牧野つくしさんは居ますか?牧野さーん?!」
「はい?牧野は私ですけど?」

「あぁ!あなたですね?良かったぁ、見付かって!ドクターが待っていますよ?」
「・・・・・・え?ドクターって・・・陽子の彼氏さんじゃなくて?」

「えぇ、産婦人科の検診待ちだったでしょう?順番だからいらっしゃいって。この談話室に居るから呼んで来てって頼まれたんです」

「・・・産婦人科・・・」


はぁっ?!!私が産婦人科?!!


何で?どうして?牧野つくし違いじゃないの?!
私は産婦人科ってところにはまだ1回もお世話になっていないのに?いや、そんな日が来たらどうしようって毎回思ってるけど、ちゃんと今まで生理来てるしっ!!

確かに総二郎には「お願い、考えてっ!」って言ってるけど、その度に「ごめん、考えられなかった」って返事が・・・。
でもでもっ!!でも、まだ受診もしてないのにどうして検診の順番が来るのーーっ?!


「・・・牧野先輩、そんな人だったんすか?」
「はっ?そんな人ってどんな人よっ!!」

「だって彼氏いないんでしょう?それなのに・・・花沢先輩が泣きますよ?」
「だからっ!!なんで花沢類が泣くのよ!私の方が泣きたいわよっ!!!」


「さぁさぁ、行きますよ!産婦人科は患者さんが多いんだから時間は守ってもらわないと!」
「うわぁっ!待って、待ってくださいっ、私じゃない、私じゃないってばーっ!!」

「はいはい、恥ずかしがってちゃダメですよ~!」
「そうじゃなくてっ、だから待ってっ!た、助けて香坂君っ!!」


看護師さんに引き摺られていく私を冷めた目で見てる香坂君・・・でも私が廊下を曲がる瞬間、「完全勝利!」みたいにガッツポーズするの、やめなさいよーーっ!!
あんたの好きな先輩って、まさか・・・まさかーっ?!


**


「ここを真っ直ぐ行ったら産婦人科です。それでは私はこれで」

そんな台詞を残して看護師さんは病棟に戻って行った。
私の目の前には長ーい廊下・・・その突き当たりを右に曲がったら産婦人科だと言われ、取り敢えず訂正しなくちゃ!とそこに向かった。

全く・・・誰よ!私があそこに居るって言ったのは!!


そう思ってズンズン歩いて突き当たりに行き、右に身体を捻ったら、後ろから「牧野さん」って声を掛けられた。
つまりは左側・・・あれ?左に曲がるんだったっけ?って振り向いたら・・・


「あんたの診察こっちだけど?」

「・・・・・・・・・」


ぎゃああああぁーーっ!!!
また出た!総二郎ーーっ!!



私の目の前には白衣着て眼鏡掛けてる、黒髪の怪しい研修医が立っていた!
どっから聴診器なんて持って来たの?どっから白衣なんて出して来たの?どうして白衣がそんなに似合うのーっ?!

冗談かと思ったけど確かに総二郎・・・彼がニヤリと笑って「こっちが診察室ね」って手招きして、私は周りがザワザワするから仕方なくついて行った。
そして廊下を歩いて歩いて歩いて・・・随分長い距離歩いて行くと、ある部屋のドアを開けられた。


「ここだ・・・入れ」
「・・・失礼しまーす」

ガチャっと閉められたそこは確かに診察室みたい。小さめのベッドがあってドクター用の机に椅子・・・だけど今は使われていないのか何も医療器具はなかった。
白いカーテンが掛かってて明るくて、窓の外は中庭なのかしら?人の笑い声なんかが聞こえてきた。

そんな部屋を見回していたら後ろからグイッと回って来た腕!あっという間にすぐ横のベッドに押し倒された。

「うわぁっ!何すんのよ!ここ病院よ?判ってる?!」
「見りゃ判るだろう。病院だ」

「で、でもどうしてここが判ったの?!私○○総合病院って言ったよね?あれ・・・何出してんの?」

私が話し掛けてるのに取り出したのは包帯・・・?
総二郎は私の上に跨がってるのに、それを取り出してベッドの柵に括り付けてる・・・しかも左右両方。
そしてその包帯を今度は私の手首に・・・?

「ストレッチ素材だから肌には優しいんだぞ?」
「そうなんだ?って、そんな問題じゃないでしょうっ!!」

「大きな声出すと外に聞こえる・・・今回は静かにしとけ」
「・・・なっ、ちょ、質問に答えなさいよっ!大体なによ、その眼鏡、どっから持って来たのよっ!」

そう言ってる間に私の両手首には包帯が巻かれてベッドに繋がれた?!少ししか動かせなくてジタバタしてたら、眼鏡を外して真上から見下ろしてる悪魔の目が細くなった!!嘘でしょーーーっ!!


「お前、あのあと俺に抱かれて意識飛ばしたろ?」
「そんなの毎回じゃないのっ!」

総二郎の手が私の服のボタンを外した・・・凄くスローで1つ開けられる度に肌に震えが来る!

「あの時な・・・最後に聴力検査で『本当の病院は何処だ?』って耳元で囁いたらあっさり答えたんだ。△△総合病院だってな」
「うそっ!!ホントに?!さ、さっきの看護師さんは?」

「あいつは俺が頼んだバイト。時給1万円でいいって言うからさ」


ボタンが全部外されてブラウスがバサッと広げられた。露わになった胸元・・・そこを総二郎が見つめながら舌を少し見せた。
ヤバい、エロすぎっ・・・じゃない、怖すぎっ!!

ベッドに押し付けた背中に手を入れプチッと小さな音がした瞬間、私の胸は解放感に包まれた。


「つくし、ゆっくりが好きだったんだ?・・・このぐらいか?ご希望の左右同時にしてやるな」
「きゃあぁっ・・・やぁっ、総二郎っ、ここじゃ・・・!」

総二郎の大きな手が私の胸を両方同時に鷲掴みにして、そのあとすぐに円を描くように大きく揉んできた!その動きがいつもよりゆっくりで、しかも胸の先を指で挟んでるし・・・!
両手をあげた状態で動かせないから身体だけが大きく反り返ると、彼はそれをさせまいと覆い被さってきて胸を口に含んだ!


「ひゃぁあっ・・・んっ、あっだめ・・・声が出るっ・・・!」
「出しちゃダメだって。そんなに出そうならそっちを塞いでやろうか?」

「はっ?あっ・・・んんっ、」


今度は唇を塞がれて生温い舌が私の中に入り込んでくる。
私の舌をしつこく追い回しては絡みついて甘い蜜が混じり合う・・・そしてイヤらしい音を響かせながら私の脳を溶かしていく。

総二郎を抱き締められないからもどかしくて、でもそんな私の顔を見て「お仕置きだもんな!」ってニコリ・・・。


カチャリとベルトの外れる音・・・そしてバサッと捲られたスカート!
突然涼しくなった下半身に全身が震えたのも束の間、「声出すなよ?」って言われた時には『検診』が始まった!!

「やあぁっ・・・っ!あっ・・・あぁ・・・」
「すげ、多蜜症だな、つくし・・・」

「ばかぁっ・・・やめ、て・・・人が来ちゃうっ・・・!」
「黙っとけば誰も来ない。ここ診療廃止した科の診察室だから」

「ひゃぁあっ・・・んっ、総・・・二郎っ!もう、ダメぇ!」
「・・・そんなに注射の方がいい?仕方ねぇな・・・」

「そんなんじゃっ・・・やぁっ、もうそんなにっ?!ああぁーーっ!!」
「声デカいって・・・」


このあと総二郎の極太注射が何本も打ち込まれ、そこから「栄養剤」を大量に注入された。
でも、私はその反対でぐったり・・・暫く入院したいって思うほど力が入らなくなった・・・。



後日、大学で私が妊娠してるって噂になったのは言うまでもない。
やたら嬉しそうに言い触らして回る香坂君の姿が頭に浮かんだ。





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次の更新も未定です💦ごめんなさい~!
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Comments 10

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2019/05/19 (Sun) 11:14 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

ビオラ様、こんにちは!

あはははっ!無事だったかどうかは判りませんよ?
身体的には無事だった・・・って感じでしょうか。

恐らくタダでは済まないと思います・・・たとえ手を出さなくても(笑)


そろそろLastStoryに入ろうかな?
少しお時間いただきますがどうぞ宜しくお願いします~!

2019/05/19 (Sun) 11:26 | EDIT | REPLY |   
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2019/05/19 (Sun) 15:40 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

パール様、爆笑!!

♡多いなぁ~💦今回は36個っ!!!(爆)ぶははははは!

あんな事言うから少し詳しく書いたんですよ(笑)
もともと、このお話では描写抜きだったのにっ!!

そして・・・えっ?!終わっちゃうけど?
終わっちゃダメなの?(笑)

もう終わろうと思ってるんだけど・・・いけなかったかしら💦

2019/05/19 (Sun) 17:19 | EDIT | REPLY |   
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2019/05/20 (Mon) 01:24 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

パール様、おはようございます。

・・・・・・マジで?
どうしよう(笑)終わるつもりだったのに💦

ちょっと待っててくださいね💦

2019/05/20 (Mon) 07:32 | EDIT | REPLY |   
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2019/05/20 (Mon) 12:26 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

パール様、爆笑‼️

めっちゃ気に入ってるんですね!(爆)
はいはい、わかりました(笑)

実は病院編も急に考えたのに(笑)


2019/05/20 (Mon) 12:59 | EDIT | REPLY |   
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2019/05/20 (Mon) 15:25 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

パール様、そんな馬鹿な!(笑)

その日の朝に思い付いたヤツですよ・・・。
どれだけ猛スピードでキーボード叩いたと思います?

また壊れるかと思いましたよ(笑)

餌食の男ばっかり増えると思うんですけど💦困ったわぁ!(笑)

2019/05/20 (Mon) 16:27 | EDIT | REPLY |   

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