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今日も凄い足音が聞こえる・・・あとこのラウンジまで階段を15歩って所かな・・・。
そして多分転ける・・・。

ドダダダダダダダ・・・!!


はい、予感的中。そして痛いと泣きながら始まる愚痴。今日は総二郎か?


「いたたたた・・・!あっ、居た居た、花沢類!聞いてよ~!西門さんったら酷いのよ?」

「どうした?あいつが酷いのはいつもの事だろ?」

「だってぇ!自分だって真っ黒クロスケな髪してるクセに、『やっぱ女はふんわり優しい茶髪がいいよな。黒髪なんて重くてキライだね』って、私の目の前で言ったのよ?しかも隣にはミス英徳連れちゃって、私と腰の高さが違うだろ?って笑ったのよ!
マジ、サイテーっ!」

「そりゃ酷いね。腰の高さって身長が違えば当たり前だろ?それにミス英徳って毎年長身の子が選ばれるでしょ?牧野より身長が10センチ以上高いとして、それを比べる総二郎が馬鹿なんだって」

「それにさ、それにさ!『牧野、ブラが反対だぜ?』って言うから何かと思えば、私の場合は背中の肩甲骨にブラした方がいいって言ったのよ?!どう思う?ねぇっ!」

「・・・じゃあ総二郎に今度から彼女の肩甲骨で遊べって言ってやれば?」

「でさっ!今度ゼミのクリスマスパーティーで女の子はミニスカサンタになろうねって話してたら『牧野はそのままで赤鼻のトナカイだろ?』って、お腹抱えて笑ったのよ?!許せないっ!」

「心配すんな、俺はトナカイの方が好きだから」

「・・・もうっ!ホント、腹が立つ~!聞いてくれてありがとっ!じゃっ!」

「はいはい。階段気を付けて」


赤くなってる膝を抱えて元気よく一段飛ばしで降りていって、多分最後の一段で転ける。


トントントン・・・・・ドターーッ!!


やれやれ・・・俺のお姫さまは相変わらずドジだ。また湿布の予備、買っておこう・・・。





今日も何処から走ってくる足音が聞こえる。もしかしたらあの廊下をもうすぐ曲がるぐらいか?
そして曲がった途端、誰かにぶつかる・・・。


「きゃああぁーっ!ごめんなさいっ!!」
「うわあああああぁっ!!」



はい、予想通り。まったく裏切らないよね。そして顔面を押えながら始まる愚痴・・・今日はあきらか?


「いたたたたた!おでこ打ったぁ!あっ、花沢類、聞いてよぉ!!美作さんったら最低なんだから!」

「どうした?あのあきらが牧野を傷付けたの?」

「美作さんったらね、ジーッと私の事見てニコッて笑うの!だから『なぁに?』って聞いたね、『鼻が低いな』って!どう思う?今更じゃない?出会って何年目?今言う?!」

「・・・実は鼻の高さの差なんて、たかが1センチぐらいだって知ってた?大した問題じゃないって」

鼻の高さの理想は鼻の縦の長さの3分の1だと理想形。そして男の鼻の長さの平均は52.2mmで、女性は48.2mm。
つまりあきらは平均より長いだろうから鼻の高さの理想は20mm。牧野は小さいから15.5mm・・・そう言ったら納得するの?しかも、あんた・・・今、おでこ打ったんでしょ?


「それにさ、私が怒ったら『小動物って牧野に似てるよな』って言ったの!私は人間であって小動物じゃないもん!人の事をネズミかモグラみたいに言っちゃって!いつもそうなのよ、あの人!」

「・・・牧野、どうせならウサギとかリスにしよう?それなら可愛いし」

「じゃあリスで!そんな事はいいんだけど『牧野って風邪引かないよな』って言うのよ?私が馬鹿みたいじゃない?風邪引くっつーの!着るものもないしアパートにはストーブしかないんだから!」

「・・・うん、今年はコートをプレゼントするよ。それと多分牧野が元気で羨ましいんだよ。あいつ、潔癖だからすぐ色んな菌に負けてるし」

「そうなの?・・・ックシュン!!聞いてくれてありがと!じゃっ!」

「はいはい。廊下を走るなよ?」


やれやれ、やっぱりお姫さまには新居が必要かな・・・まずは新しいコートとティッシュ箱買い決定。





銀杏並木が綺麗な英徳のグラウンド脇の道を歩いていた。そうしたら後ろから枯れ葉を踏んで走ってくる足音が聞こえる。
そしてこの音の感じだともうすぐ段差がある通路・・・その段差を見ずにずっこける。


ドタッ!「うわあああぁっ!!」バタッ!!


はぁ、多分膝小僧を擦り剥いた。
ホント、傷が絶えないんだから。そして片足引き摺っての愚痴・・・今日は司か?


「あたたたたた・・・やだっ!血が出てる・・・じゃなくて花沢類、聞いてよ!道明寺ったら酷いのよ?!」

「・・・その前にあいつが酷くない時があるの?」

「そうだけどっ!あいつ、会った瞬間に私のことを『ちんちくりん!』って言ったのよ?!おはようよりも早くによ?どう思う?」

「『お前の頭はクリンクリン』で言い返せは?意外と気にしてるから」

「気にしてるの?!それにさ、私が英語の試験、赤点だったって言ったら英語で嫌味言ったのよ?!少し話せるからって偉そうに!『How silly of you』ってどう言う意味?!」

「・・・まぁ『お前も馬鹿だよな』ってことだけど、憎めない相手に使うんであって侮辱的な意味はないやつだ。今度英語で嫌味言われたら日本語で言い返せば?司が一番苦手な言語だから」

「言えてる!そうねっ、そうするわ!それにね、図書館で1番下にある本を私に取れって言うのよ?足が長すぎてしゃがめないって・・・ムカつくでしょう?!私が高い所の本を取ってって言ったら脚立持って来たクセに!」

「取ってやった本を床の上に置いて逃げな。本当に読みたかったら頑張って腰曲げるだろ」

「判った!今度からそうする!いつもありがとう~、花沢類!じゃあねぇ~!」


話を聞いてやってる間に貼ってやった絆創膏・・・でも、多分同じ所でもう1回反対側に転ける。


ドタッ!「うわあああぁっ!!」バタッ!!


やれやれ、今から絆創膏の大きいサイズを買いに行くか。これも箱買いかな?




でも俺は知ってるんだ。
彼奴らから報告があるから。


「・・・牧野ってさ、いつも俺達に小さな喧嘩をふっかけるよな」
「だな。そのネタを持って類の所に走って行くことが目的だからな」
「俺達を利用するとはいい度胸だ!マジ、ムカつく!」

「俺、牧野が『なにか言って!』みたいに見てくるの、しんどいんだけど・・・」
「判る!毎回何処まで言っていいのか悩むよな・・・本気で泣かせたくないし」
「馬鹿じゃないのか?バレバレなのに!」


「悪いね、これからも程々に宜しく」


本当は俺だって聞くだけじゃなくて絡んで欲しいんだけどな・・・・・・まぁ、いいか♡






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1000日連投記念のSSを4話、お届けしました。
また書き溜めたらアップします♡
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Comments 6

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2019/10/31 (Thu) 11:41 | EDIT | REPLY |   
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2019/10/31 (Thu) 15:08 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

ビオラ様、こんばんは。

コメントありがとうございます。

可愛いと言うか、激しいというか(笑)
類君、転ける前に止めてやれよ!って話ですが💦

4人の間を行ったり来たりして忙しいつくしちゃんです(笑)

でもきっと楽しいんでしょうね~♡
ラブラブ一歩手前の2人って感じですね。

2019/10/31 (Thu) 21:50 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

まりぽん様、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ほっこりしていただけました?(笑)
なんたって深夜の話が辛いものですから、このぐらいは書かないと類君に怒られそうなので(笑)

私的には司君の本棚が好きです(笑)
こんなネタは何でもない時に、ふっと頭をよぎるんですよ。でもメモって置かないとすぐに忘れます(笑)
もう頭が飽和状態だから余裕が無いのですよね~💦

また思い付いたら書きますね!

2019/10/31 (Thu) 21:54 | EDIT | REPLY |   
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2019/11/03 (Sun) 17:07 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

シナモン様、こんにちは。

コメントありがとうございます。

肩甲骨のブラは友達が本当に言われた言葉です(笑)
笑っちゃいけないけど笑いましたね~。

また思い付いたら書きますね💦
なんたってSSはめっちゃ苦手ですからね~(笑)

そしてありがと~!
でももっと凄い人も沢山居るから💦
そして、それを抜こうとも思わないから(笑)

早く隠居生活に……。

2019/11/04 (Mon) 11:41 | EDIT | REPLY |   

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