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大学祭での悪夢の後・・・結局私は着るものもなくて、夜になって暗くなるまで総二郎に抱かれていた。

あの舞台前の大きな音、あれも実は総二郎が舞台脇にあった予備の照明スタンドを蹴り飛ばしたからだと聞いて唖然・・・どこまで自分勝手なんだ?と頭を抱えた。
そしてどうやって帰ろうかと素っ裸のまま考えていたら、着物に着替え終わった総二郎に言われた一言・・・「この隠し部屋には女物の服まで置いてあるんだよな」と言われてブチッ!とキレた!


「早く言いなさいよ!風邪引くじゃないの!」
「風邪引く暇なんかなかっただろ?俺から熱を奪ったんだから」

「そう言う意味じゃないわよ!なんでこんな時間まで講堂に居なきゃいけないの!」
「誰も居なくなってからじゃないとお前がヤバいだろ?」

「・・・・・・うっ」


そうだけど!・・・そりゃそうだけど!

まるで犯罪でも犯したかのようなビビり方・・・身を屈めてキャンパス内を忍び足で走る私なのに、総二郎は平然と後を付いてくる。
その余裕はなに?!とムカつきながら振り返ったら、さっきまでの情熱的な荒々しさも既に落ち着いていて、爽やかに夜の風に髪を靡かせてる・・・その優雅さが憎たらしかった!

そしてマンションでもお決まりの延長戦・・・腰が砕けるかと思った。




そんなこんなで大学祭も終わって、再び平和な大学生活が戻った時には夏休み前。

当然彩花に殴られる覚悟でトボトボキャンパスを歩いてたら、想像通り遠くから凄い勢いで走ってくる彩花を見付けた。
そんなに助走つけてでも殴りたいの?ってビビったけど、ショーをトンズラした私に文句が言えるはずもなく、立ち止まって覚悟を決めていた。

せめて流血だけは避けたい・・・ギュッと目を閉じたら「つくし~!!おはよ~♡」って抱きつかれた!


「ご、ごめん!彩花、あのね、あの時急にお腹が痛くなって・・・」
「いいのよ~!だってドレスはあったんだから急遽由美子が着てくれてね、それで最優秀賞もらったの~!」

「えっ!そうなんだ、おめでとう~!!」
「うん!由美子の抜群のスタイルと歩き方でね、私のドレスが凄く引き立ってるって言われたの~!」

「・・・そ、そうなんだ!良かったね・・・」
「うんうん!ありがとう、つくし~」


そのありがとうはなんなの?トンズラしてお礼?まぁ、殴られないならいいけど。

そして変態武田君の事を聞いたら、彼も由美子を自分好みにメイクしてウキウキだったらしい。本番は彼もしっかりメイクして、1番目立つ2人だったとか。
それなら初めから由美子にしなさいよ!って、逆に彩花を殴ろうかと思った。


「それでさ、話があるんだけど」
「なに?もうモデルとか嫌よ?!」

「そうじゃなくてね、来週花火大会あるじゃない?浴衣着てみんなで行こうってなってるの。つくしも来るでしょ?」
「えっ?花火大会・・・って事は夜だよね?」

「昼間にやる馬鹿いないでしょ」
「・・・ははは、ちょっと考えてみる。浴衣かぁ・・・うん、楽しそうだよね」


男子も居るのかと聞けばメンバーは女ばかり。
彩花の彼氏が仕事で一緒に行けないから・・・それが理由だそうだけど、たまには女同士でワイワイもいいよね?

総二郎、許してくれるかなぁ・・・。



**



「・・・花火大会?どこで?」
「大学のすぐ近くだよ。毎年やってるじゃん」

「・・・それに行きたいのか?」
「女子会だから心配ないよ。浴衣で行こうって彩花達と話してるの。女しか居ないんだから別に構わないよね?で、総二郎はその日はここに居るの?」


さり気なく聞いたつもりの「その日はここに居るの?」・・・その瞬間、総二郎の目の色が変わった気がした。

不味いわ・・・つい、心の奥にある本音が出たんだろうか?
慌てて目の前に置いてたビールのグラスに手を伸ばしたけど、ひと口飲んだら噎せて咳き込んだ。


「その日は千葉で茶会と会食だけど、すぐに帰るつもりだが?」
「千葉?あっ、遠・・・ち、近いもんねぇ!」


そんな遠くからすぐに帰らなくていいって!
そう言いたかったけど、言ったら最後、総二郎はきっとその仕事そのものをキャンセルするはず。
だから「私も花火が終わったらすぐに帰るね♡」って可愛く言ってみたら・・・


「いや、それなら俺は千葉に泊まろうかな・・・久しぶりに向こうの支部の若弟子と飲んでもいいし」
「そうなの?!いやっ、無理に泊まらなくてもいいんじゃない?遅くなっても帰って来て欲しいなっ♡」

本当は『そうそう、泊まっておいでよ!』だったけど、ここではいつもの5割増しで甘えてみた・・・我ながら気持ち悪いけど。


「そうか・・・いや、やっぱり付き合いも大事だからな。って事で・・・花火大会の分はこれからだな」
「えっ?!あっ、ちょ、ちょっと!」

「だってお前の浴衣、見られねぇんだろ?」
「いや、着せてくれたらいつでも・・・あっ、それまだ飲んでるのに!」

「ビールよりいいもんがあるだろ?こっちで酔わせてやる」
「・・・は?」


私の手からビールのグラスを取り上げたら、そのまま自分の胡座かいてる足の上に後ろ向きに座らされた。
そしてこのマンションでの夏の指定スタイル、タンクトップの中に手を滑り込ませて後ろから胸を鷲掴みに・・・!
生暖かい舌は私の項を舐め上げ、その感触で私の身体が一気に暑くなって敏感な部分が疼き出す・・・それをジワジワと攻める総二郎はすごく嬉しそう・・・。

そのうち顔だけ振り向かせて唇を塞がれる。
何度も何度も卑猥な音を立てて舌を絡ませ、角度が変だから総二郎の唾液と私のものがごちゃ混ぜになって唇から溢れそう。
そんな事を繰り返してるのに彼の指は私の胸の頂を弄くってる。その刺激で身体がビクビクするのなんて、密着した総二郎には全部伝わってしまう・・・。


「くくっ、もうこんなに固くしちゃって・・・可愛いな、つくし」
「やぁん・・・だって総がそんなに舐めるからっ」

「こっちは?どうなってるんだろうな・・・」
「・・・い、いじわるっ・・・ダメ、そ・・・っう」


片手がお腹から下に降りて短パンのファスナーを降ろし、熱く湿った部分に入って行く・・・その指先が私の花芽に触れた時、腰がビクン!と浮いて彼はそれを楽しんでる。
耳元で「すげぇ濡れてる・・・」なんて言われると恥ずかしくて、脚を閉じようとしたら総二郎の脚で逆に広げられ、そのまま押さえつけられる。

綺麗な長い指が私の中に押し入ってきて、そこで何度も擦り上げられ、それだけで軽くイッてしまった。

ハァハァと漏らす息に汗ばむ身体・・・「1人でイクなよ」って囁くけど、そうさせたのは自分のクセに・・・!私が睨んでもニヤリと笑うだけで行為はその次に進むだけ。
そして私はそんな総二郎に逆らうことも出来ない。


その後はリビングのラグの上に押し倒され、そこで朝まで抱き潰された。



今日も身体が痛い・・・この男、毎回どこからあんなパワーが出るんだろう?
窓から差し込む朝日を受けながら、隣で寝てる美しい野獣を睨んだ。





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前回より少し期間が開いちゃってごめんなさい💦
今日から3日間だけこちらで楽しんで(?)ください。
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2019/08/28 (Wed) 12:26 | EDIT | REPLY |   
plumeria  
Re: タイトルなし

パール様、こんばんは。

あっはは!お待たせしました。

少し前に書いたんだけど、丁度この時に公開しようと思って止めていました💦ごめんね!
前が6月だったのね~💦それに驚いてしまったわ!

ちょっとドタバタするけどこれが終わったらまたネタを探して書くから待ってて下さいね!
海は時期はずれになるからやめちゃった♥えへへ。

2019/08/28 (Wed) 20:03 | EDIT | REPLY |   

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